2016/01/06
Nor.M
2016/09/17 更新
スタッドレスタイヤは冬使うものになるので、それ以外の季節は保管しておかなければなりません。その場合、スタッドレスタイヤの保管方法はどうしたらいいのでしょうか?保管の方法に決まりがあるのか、長持ちさせるコツなど調べてみました。
それではまず初めに、スタッドレスタイヤとはどんなものなのか詳しく見ていきましょう。
スタッドレスタイヤ
一般的な車のスタッドレスタイヤになります。
スタッドレスタイヤ(英:studless tire)とは、自動車が積雪路などを走行するために開発されたスノータイヤの一種である。積雪路や凍結路の摩擦係数が低い路面で、普通のタイヤに比して駆動力や制動力をより大きく路面に伝える工夫がされている。従来のスパイクタイヤとの対比で、スタッド(スパイク)のないタイヤであることから、このように呼ばれている。
夏タイヤと冬タイヤ(スタッドレスタイヤ)
夏タイヤとスタッドレスタイヤはパターンがここまで違います。
夏タイヤとスタッドレスタイヤの大きな違いは「ゴムの質」です。スタッドレスタイヤのゴムは過酷な冬道でも性能を発揮するように造られています。なので、スタッドレスタイヤは冬の時期にしか使用しないのできちんと保管するようにしましょう。
それでは続いて、スタッドレスタイヤを保管するためにどんな準備をしたらいいのか調べてみました。
スタッドレスタイヤ 保管
冬の間使い続けたスタッドレスタイヤはそのまま保管していいのでしょうか?
隅々まで洗浄しましょう
タイヤ洗浄は、基本水洗いだけで大丈夫です。
スタッドレスタイヤは冬に使用するので融雪材などの上を走ります。融雪材には、ゴムを劣化させてしまったりホイールの錆の原因となるので必ず洗浄しましょう。
きちんと乾燥しましょう
スタッドレスタイヤを洗った後は、よく乾燥させましょう。
水分が残っている状態での保管はゴムの変質の原因にもなるのでしっかりと乾燥させましょう。
異物の除去も大切です
夏タイヤに比べ溝が深いので異物除去もしっかりと行いましょう。
全て取り除くのは難しいので、見える範囲で良いのでマイナスドライバーなどで異物を取り出しておきましょう。
ビニール袋に入れて保管しましょう
タイヤをよく乾燥させた状態でビニール袋に入れて保管しましょう。
ビニール袋に入れることで「直射日光」や「紫外線」、「雨風」や「ゴムの劣化」を防いでくれます。専用の袋が無い場合は大きめのビニール製のゴミ袋などで大丈夫です。
専用カバーをかけましょう
市販されている専用カバーは遮光性や防水性に優れています。
上記にも書きましたが、ビニール袋に入れたうえでタイヤ専用カバーを使うことでより効果的になります。
続いてスタッドレスタイヤの保管の方法について見ていきます。
スタッドレスタイヤ 保管方法
多くのタイヤメーカーは、ホイール付きは「横積み」タイヤのみは「縦積み」を推奨しています。
ホイール付きのタイヤの横積みは、タイヤの重みで接地面が変形するのを防ぐためにします。対してタイヤのみの縦積みは、横積みにすると上のタイヤの重みで下のタイヤが変形するのを防ぐためです。
横積みでの注意点
横積みでの保管方法には2つの注意点があります。
1、タイヤの空気圧を普段の半分くらい抜いておきましょう。
2、ゴムの成分がタイヤ表面に出てきて床などに色移りするのを防ぐためにスノコなどを置いてからタイヤをおきましょう。
以上です。あくまでも推奨なので参考程度でお願いします。
それでは次に、スタッドレスタイヤの保管場所について見ていきたいと思います。
タイヤの保管場所
タイヤは結構なスペースをとりますので、保管場所は限られてしまいます。
自宅に保管する場合、ガレージ内や物置内、建物の脇やベランダ・テラス、保管場所が無いと室内など様々です。いずれにしろタイヤの保管場所でよく言われることは「風通しの良い日陰の場所」で保管することです。
タイヤ保管
使用しない間、保管してくれるサービスもあります。
また、最近では一部のディーラーやタイヤショップなどで「タイヤ保管サービス」を実施している所もあります。ほとんどが有料ではありますが、お店によっては自店でタイヤを購入した人へ無料で保管してくれる所もあります。
スタッドレスタイヤの保管方法
いかがでしたか?
今回は、スタッドレスタイヤの保管の仕方についてまとめました。スタッドレスタイヤをより長持ちさせるためにきちんと保管することをオススメします。
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