2016/01/06
Nor.M
2016/01/06 更新
雪の積もる道路で大活躍のスタッドレスタイヤ!ですが、使わなくなった時の保管に困っているという方も多いのではないでしょうか。そんなあなたは必見!スタッドレスタイヤの保管方法についてまとめてみました。これを見ればスタッドレスタイヤの保管について丸分かりです!
雪の積もる道路では大活躍のスタッドレスタイヤですが、使わなくなった時の保管場所に困っているという方が多いのではないでしょうか。
雪のあまり降らない地域ではスタッドレスタイヤはレンタルで済ませるという方もいると思いますが沢山雪のふる地域ではそうもいきません。
スタッドレスタイヤは材質のゴムが普通のタイヤよりも柔らかいので、保管の仕方で性能や寿命が違ってくるといわれています。
また、スタッドレスタイヤの保管時期は夏をまたぎます。夏の高い温度や湿度、強い紫外線はゴムの劣化に大きく影響します。
スタッドレスタイヤの寿命は走行距離にもよりますが3~5年といわれます。
スタッドレスタイヤを良い保管で5年使えると保管の仕方が悪く3年で交換した場合にくらべ、それぞれ10年間比べると1セット分多く購入するかしないかの違いがでてきます。
ここではスタッドレスタイヤの保管方法についてのご紹介だけでなくスタッドレスタイヤを長持ちさせる方法についてもご紹介したいと思います。
スタッドレスタイヤの性能を次のシーズンも維持し、タイヤの寿命を長持ちさせる為にもしっかりと保管は行いたいものですね。
ここでは保管する際のポイントについてご紹介します。
スタッドレスタイヤの洗浄ですが、基本「水洗い」だけで構いません。
スタッドレスタイヤを外した状態でホイールの裏側まで洗うことがベストですが面倒くさいという方は、スタッドレスタイヤを交換する前に洗車してタイヤの汚れを一緒に流してしまうのも手です。
スタッドレスタイヤ保管前の保護材やツヤ出し材は、その成分がゴムの劣化の原因になるため不要です。
スタッドレスタイヤを洗ったあとは、良く乾燥させてください。
水分が付いた状態での保管は、ゴムの変質の原因にもなります。
また、スタッドレスタイヤは溝が深いため、その溝に小石が詰まっていることがあります。
全て取りきれない場合は目立つ小石だけでも取り除くと良いです。
スタッドレスタイヤを保管する際にビニール袋に入れることおススメします。
ビニール袋が「直射日光」や「紫外線」、「雨風」、「ゴムの劣化」を防いでくれます。
スタッドレスタイヤを購入した時や、タイヤショップ等でタイヤ交換した時に付いてくる袋があればそれを使用してください。
そのような袋がなければ、大きめのビニール製のゴミ袋でも代用できます。
屋外保管の場合は勿論、ガレージや物置などの屋内保管の場合でも出来ればやっておきたい事のひとつです。
特に屋外保管の場合には市販のタイヤ専用カバーもかなり有効です。
市販のタイヤ専用カバーは遮光性や防水性に優れていますのでタイヤの劣化を抑える事が出来ます。
前述のビニール袋に入れたうえで市販のタイヤ専用カバーを使うとより効果的です。
外したスタッドレスタイヤは結構なスペースをとりますので、保管場所に頭を悩ませている方も多いのではないでしょうか。
「風通しの良い、日陰の場所」で保管することが大切なので、出来るだけ湿度や直射日光を避けるように保管には工夫したいところです。
スタッドレスタイヤの保管場所に困っている方の多くはアパートやマンションにお住まいの方ではないでしょうか。アパートやマンションだとベランダくらいしか保管場所がないと思いますので、タイヤラックの利用がおススメです。
ベランダの様な限られたスペース内で、効率良くスタッドレスタイヤを保管することが出来ます。
スタッドレスタイヤをベランダで保管することを考えている方は検討する価値ありです。
また、一部の自動車ディーラーやタイヤショップなどでは「タイヤ保管サービス」を行っています。
タイヤ交換やタイヤの状態チェックもサービスの一部となっている場合もありますので「保管スペースに困っている人」だけでなく「タイヤ交換する際に運搬するのが大変」、「タイヤ交換が面倒」という方にも有効なサービスです。
金額は企業や店舗によって異なりますがおおよそ8,500円~15,000円(年額)でした。
興味のある方は近所のお店に確認してみてはいかがでしょうか。
自宅にスペースもなく、「タイヤ保管サービス」を行っている店舗が近くにないという方は「レンタル倉庫」という手もあります。
こちらも企業、店舗によって金額が異なりますのでお近くの店舗に確認してみてください。
スタッドレスタイヤ保管の際の置き方ですが、横積み(平積み)と縦積みのどちらが良いと思いますか?
タイヤメーカーによって意見は分かれますが、ホイール付きの場合は横積み、スタッドレスタイヤのみの場合は縦積みを推奨している所が多いようです。
ホイール付きの場合、スタッドレスタイヤの重みで接地面が変形することを防ぐために横積み推奨、スタッドレスタイヤのみの場合は横積みすると上のスタッドレスタイヤの重みで下のスタッドレスタイヤが変形するために縦積みを推奨しているようです。
また、保管する際には空気圧を指定空気圧の半分程度に下げることをタイヤメーカーの多くが推奨しています。人間が力を抜いてリラックスするように、タイヤの緊張をほぐすという理由のようです。
スタッドレスタイヤの保管についてお分かりいただけましたでしょうか。
タイヤの保管作業は年に1,2度ですので、せっかく買ったタイヤをより長持ちさせ、より良い状態で次のシーズンも使えるようにしっかり保管しましょう。
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