2016/04/25
hayatomiya
2016/02/08 更新
愛車のイメチェンをする際にホイールの塗装を考える人はいませんか?また傷だらけのホイールをどうにかしたい人はいませんか?今回は簡単できれいにホイール塗装をする方法をご紹介します。ホイール塗装の際にはどんな準備が必要なのでしょうか。
ホイール塗装でイメージチェンジをしたいと思っている人はいませんか?
今回はホイール塗装に関する情報をお伝えします。
ホイール塗装する際の準備物、自分でホイール塗装をする場合、またその時の注意点をご紹介していきます。
ホイールなどの塗装関係は基本的に業者に任せるほうがきれいで速いと思われてきました。
しかし、DIYが流行っている昨今では、ホイールの塗装くらいなら自分でやってみようという人が増えてきました。
さらに、DIYグッズが充実したこともあって、自分でも簡単にホイールの塗装ができるようにもなりました。
まずはホイール塗装の工程を紹介する前に、ホイール塗装に必要な準備物をご紹介します。
塗装と聞くと特殊なものが必要なのかと思いますよね。その辺りも確認していきましょう。
ホイール塗装に必要な準備物は以下のものです。
・サンドペーパー
・パテ
・サフェーサー
・マスキングテープ
・缶スプレー
業者にホイール塗装を頼むと結構高いのに、意外にも準備物が少なくて、しかも手軽に手に入るものばかりなのに驚きますね。
では、この4つをどのように使用して、きれいにホイール塗装を仕上げるのでしょうか。
次にホイール塗装の手順を説明します。
この手順を知っていれば、きれいにホイール塗装ができるようになります。
まずはホイールについている傷をサンドペーパーできれいにしていきます。
傷ができるとき、たいてい傷の両サイドが山状になって角ばっていますので、そこを削って滑らかにしていくイメージで削ってください。
細かい傷なら600番以降の中目の番手で磨くといいのですが、傷が深い場合は100番ぐらいの粗めの番手から磨いていくときれいになります。
サンドペーパーで磨き終わったら、次はパテで傷を平らに修復していきます。
パテとは主剤(A)と硬化剤(B)を混ぜて固めるタイプのもので、いわゆるコンクリートみたいな物です。
パテには粗目、中目、細目、仕上げパテ(薄付けパテ)があり、作業工程や傷の深さに応じて使い分けます。
粗目ほど粒子が大きく厚盛りができ、強度は高いものの仕上がりが粗いのが特徴です。
反対に仕上げパテになるほど粒子が細かく薄くしか盛れないものの、巣穴ができにくく滑らかに仕上がるのが特徴です。
パテが乾いたら、サンドペーパーでホイールに凹凸がないように研いでいきます。
ちなみにパテを削った時についたペーパーの跡が荒いと仕上がりに響いてくるので、全体を#320~#400のサンドペーパーで研いで傷をきれいにならしておくといいです。
ホイールのパテの段差がなくなったら、次にサフェーサー(サフ)という液体のパテを下塗りします。
サフを塗り、乾いたら、耐水ペーパーで水研ぎをします。
水研ぎとは塗装前最終の研ぎ作業のことで、サフェーサーはそのままでは塗装できません。
平滑を出すのはもちろん、上塗り塗料の密着を高めるために足付けもしなくてはいけないのです。
最後は缶スプレーで塗装をします。
もちろん家にガンがある方はそちらでやるほうが綺麗に仕上がります。ですが、ガンとか持ってないよという方は、缶スプレーでもやり方次第で綺麗にできますのでご紹介します。
缶スプレーで塗装する際は一気に塗らず、細かく薄く重ねて塗ると表面がきれいになります。
まずスポークの裏側や側面など細かい部分を先に塗ります。
次に上塗りをします。このとき、つやつやにする必要はなく、均一にシュッ、シュッ!と軽く塗っていきます。
最後にムラが出ないように全体的に調整して塗っていきます。
これでホイールの塗装は終了です。
案外、簡単にホイールの塗装ができることが分かりましたね。
最後はホイール塗装の注意点をご紹介します。
ホイールの塗装をきれいに仕上げるために気を付けるべきポイントなので、ここを参考に仕上げていくと綺麗に仕上がると思います。
ホイールの塗装は塗装する前までの工程をいかに丁寧にするかで綺麗に仕上がるかどうかが大きく左右されます。
特に研ぐ工程を手抜きすると、塗装してもホイールがざらざらしたように見えるため、つやが出にくくなります。
また、サフは全体に塗らなくてもいいです。
上塗りの密着度が上がるというメリットはありますが、水研ぎが大変になるというデメリットもあります。
あとは細かくマスキングテープを貼り、細かい隙間やエアバルブなどにサフがかからないようにしたほうが水研ぎも楽になりますし、塗装の持ちがよくなります。
ホイールナットの穴や、ホイールの隙間や溝を研磨したりできなければ、そこから色がはがれてしまうため、サフを全体に吹く場合は隙間にマスキングして塗るのがおすすめです。
最後に缶スプレーですが、ホイール専用のカラースプレーもあるのでそれを使えばいいのですが、自分がしたいカラーがない場合もあります。
そんな時はほかのラッカーでもいいのですが、耐熱性に優れたものを購入するようにしましょう。
いかがでしたか。
ホイール塗装はそんなに難しい工程ではありません。
自分でホイール塗装をやってみようと思った方は、材料集めからやってみてください。
注意すべきポイントをしっかり押さえて、ホイール塗装に挑戦してみましょう。
きっと素敵な自分だけのホイールに巡り合えると思います。
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