タイヤ交換って簡単!タイヤ交換にお勧めの工具をご紹介します。
2016/06/11
たるみん
2015/12/20 更新
タイヤ交換は基本お店に頼みますが、お金もかかるし出来ることなら自分で交換したいですよね?そんな時、どんな工具を使ったらいいのか?気になるところです。そんなあなたに、自分でタイヤ交換をするときの工具の詳細をまとめてみました!
通常、お店でタイヤ交換をしてもらうと「工賃」といってお金がかかるものです。
この工賃は、一体いくらぐらいかかるのでしょうか?調べてみました!
アルミホイール付きのタイヤ
ホンダ ディーラー
ホンダカーズでのタイヤ交換工賃は、バランス調整含む1本あたり…
・16インチまで 2,160円
・17インチまで 3,240円
・45扁平以上 4,320円
・廃タイヤ処理 324円
と、なっています(ほんの一例なのですべてのディーラーでこの金額とは限りません)。
オートバックス
オートバックスでのタイヤ交換工賃は、タイヤ・ナットの袋詰め含む4本セットで…
・軽自動車 2,100円
・5ナンバー車 2,625円
・3ナンバー車 3,150円
となっています(こちらもほんの一例なのですべてが同じではありません)。
2つの例を出してみましたが、どちらも工賃は沢山かかるようですね。
出来ればこの工賃、かけないで自分で出来たら良いと思いませんか?
ということで、続いてはタイヤ交換に必要な工具ややり方を紹介していきます!
タイヤ交換をする際には、いくつかの専用の工具が必要になってきます。
その必要な工具、出来れば、車などに常備しておくと何かと便利だと思います。
タイヤ交換時に必要な工具:軍手、作業用手袋
タイヤ交換をする際に、ケガや汚れ防止になるので着用しましょう。
タイヤ交換時に必要な工具:ジャッキ、ジャッキ用補助工具
ジャッキは、車体を持ち上げるために使用する工具です。
ジャッキ用補助工具は、ジャッキを伸縮させるために使用する工具です。
タイヤ交換時に必要な工具:L型ボックスレンチ
ホイールナットを着脱する際に必要な工具です。
タイヤ交換時に必要な工具:クロスレンチ
ホイールナットの着脱にあると便利な工具です。
だいたいサイズは合うと思いますが、外車などになるとナットのサイズが変わってきますので注意しましょう。
タイヤ交換時に必要な工具:タイヤ止め
ジャッキアップ時に車体が動いてしまうのを防ぐ工具です。
タイヤ交換時に必要な工具:懐中電灯
夜間の作業になった場合必要になる工具です。
基本の工具を並べてみましたが、色々と必要なものがありました。
続いては、この工具を使ってタイヤ交換をする手順を載せていきたいと思います。
それでは、上記の工具を使って、実際にタイヤ交換をしてみましょう!
タイヤ止めをセットします。
車両を平坦で安全な所に止めます。
AT車の場合はシフトレバーを必ず「P」にします。
自動車のエンジンを切り、サイドブレーキをしっかりとかけましょう。
交換するタイヤの対角にあるタイヤに「タイヤ止め」をセットしましょう。
ジャッキアップした車体は不安定な状態になりますので、移動してジャッキが外れてしまうなどの事故を防ぐためです。
ジャッキをセットし、少しだけジャッキアップします。
車にはジャッキアップポイントといって印のしてある場所があるので、そこに合わせてジャッキをセットします。
タイヤが地面から離れない程度に軽くジャッキアップします。
※ナットを外す際に空回りしないようにする為です。
ホイールカバーをはずし、ホイールナットを緩めます。
ホイールカバーが装着されているタイヤの場合は、タイヤとホイールカバーの間に、ヘラ状のものを差し込んで外してください。その後、ナットを緩めます。この時は軽く緩める程度で、ナットを外さないようにしましょう。
そうしておかないと、ジャッキアップ時にタイヤが外れる可能性があるため危険です。
ジャッキアップしてタイヤを外します。
ジャッキ用補助工具を使ってタイヤが完全に地面から離れるまでジャッキアップします。
タイヤが地面から離れたのを確認したら、ナットを一つづつ外していきましょう。
正しくタイヤを装着し、ナットを軽く締めます。
タイヤを装着し、ホイールナットを軽く締めます。
その際に、CRC(スプレー式潤滑油)などをボルトに吹きかけておくといいと思います。そして、対角線上にナットを締めていくのがポイントです。片側だけ締まりすぎるとタイヤが曲がって装着されてしまうのを防ぎます。
ジャッキをおろして、ナットを完全に締めます。
ジャッキをおろしたら、ナットを締め増しします。
この時も対角線上にだんだん締めていきましょう。
そして、タイヤ止めを外したらタイヤ交換は終了になります。
家に置いてあったタイヤなどは空気が抜けている可能性があるためガソリンスタンドなどに行って空気を入れてきましょう。
ここでは、夏タイヤやスタッドレスタイヤの保管方法について見ていきたいと思います。
保管の仕方によって、寿命が変わると言われているタイヤ、自宅で保管するには正しい方法で保管したいですよね。
夏タイヤ
夏タイヤの正しい保管方法は…
1、履き替えたタイヤは綺麗に洗って、日陰で乾くまでしっかり干しましょう。
2、履き終わったタイヤの空気圧は半分くらいに下げましょう。
3、横置きで保管がベストですが、タイヤとタイヤの間に何かクッションをかませましょう。
4、タイヤにカバーをかけてあげましょう。
と、上記のように保管すれば、次のタイヤ交換の時も亀裂も入っていなく、良い状態であるでしょう。
スタッドレスタイヤ
スタッドレスタイヤは、夏タイヤに比べて材質のゴムが柔らかく出来ているので、スタッドレスタイヤの正しい保管方法は…
1、冬に使うものなので、汚れがたくさん付いていると思うので、出来ればホイールの裏側まできれいに洗いましょう。
2、洗った後はしっかり乾燥させましょう。
3、スタッドレスタイヤは溝が深く作られているので、小石など細かいものも取り除きましょう。
4、一つづつビニール袋に入れて保管しましょう。
5、横置きに保管するにはタイヤの空気圧を下げておきましょう。
6、スタッドレスタイヤは夏を跨いで保管されるので、風通しの良い日陰の場所で保管しましょう。
と、上記のように保管しておけば、せっかく買ったスタッドレスタイヤをより長持ちさせ、より良い状態で来シーズンも使えるでしょう。
タイヤ
いかがだったでしょうか?
タイヤ交換に必要な工具についてのまとめでした。
お店でタイヤ交換をしてもらうのは、もちろん良いことだと思います。プロに頼むと安心だし、タイヤの保管もしてくれます(有料)。
ですが、夏タイヤからスタッドレスタイヤの交換だけでも年に2回はやることなので、出来れば自分でタイヤ交換することによって、そこにかかるお金はなくなります。それに、工具を準備しておきスペアタイヤがあれば、出先で万が一パンクしてしまっても、修理屋さんを呼ぶことなく自分で交換できますよね。
この機会に是非、タイヤ交換の仕方を覚えて工具を揃えて、ご自分でタイヤ交換に挑戦してみてはいかがですか?
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