2016/11/22 更新
世界に誇れる日本のタイヤ!日本のタイヤメーカーとタイヤを評価!
日本製のタイヤは信頼性が非常に高く、世界においても非常に高く評価されています。ここではレース界でも高く評価されている日本のタイヤメーカーの信頼性と、各国産メーカーのスポーツタイヤの性能を見ながら評価し、信頼の高さをご理解いただきたいと思います。
タイヤを選ぶ際に重要になってくるのは、なんといってもメーカーです。タイヤの信頼度が高いメーカーであれば、誰もが安心して購入することができます。
タイヤメーカーはどこがいいのか?そんなタイヤメーカーについて評価してみましょう。
ブリジストン
ブリジストンの主なタイヤブランド
Playz
ECOPIA
REGNO
POTENZA
BLIZZAK
国産タイヤといえば誰もが知ってるタイヤメーカー。世界からの評価も高く、F1などのレースシーンにおいてもトップレベルで活躍してきた誰もが認める信頼度の高いタイヤメーカです。
ダンロップ
ダンロップの主なタイヤブランド
エナセーブ
VEURO
DIREZZA
MAXX
WINTERMAX
ダンロップはエコタイヤからスポーツタイヤまで、様々なシーンで活躍できるタイヤを製造している信頼度の高い国産タイヤメーカーで、モータースポーツから一般まで広く活躍しています。
ヨコハマタイヤの主なブランド
ECOS
BluEarth
GEOLANDAR
ADVAN
iceGUARD
ヨコハマタイヤは、多くの高性能タイヤを製造している国産タイヤメーカーです。特にADVANはスポーツタイヤとしては国内屈指のブランドでモータースポーツ界からも絶対的信頼を得ています。
トーヨータイヤの主なブランド
TRANPATH
NANOENERGY
PROXES
DRB
OBSERVE
トーヨータイヤは世界のレース界からも信頼度が高い国産タイヤメーカーです。スタッドレスタイヤのOBSERVでEは、鬼クルミ殻を配合することで、スタッド効果を出すという斬新さも持っています。
国産タイヤメーカの評価
ここでご紹介した国産タイヤメーカーは、それぞれが世界でも高い評価を得ていることもあり、高く評価できます。
ここでご紹介したメーカーであれば、各タイヤのどのブランドでも安心してご使用できるタイヤであることは間違いありません。
日本製の国産タイヤは、どのメーカーにおいても世界基準でトップレベルの評価を得ています。では、なぜ評価が高いのでしょうか?その理由について見ていきましょう。
トレッドパターンの設計
タイヤは車のカテゴリーによって、選ぶタイヤが大きく変わってきます。国産タイヤメーカーはそれぞれがカテゴリー別に専用のトレッドパターンを設計し、採用しています。
トレッド面のパターンはそれぞれのブロックごとに意味があり、走行性能やグリップ性能、排水性能など安全に必要なものを最高レベルで発揮できるよう設計されています。
タイヤのゴム質の違い
タイヤのトレッド面も重要ですが、何よりも重要なのはゴム質や構造に大きな違いがあります。このゴム質と構造はタイヤのレベルに大きく影響してきます。
タイヤゴムの成分(一例)
タイヤ構造(一例)
図は一例となりますが、国産タイヤメーカーでは各メーカーがタイヤ性能を上げるために様々なゴムや構造を研究・開発しており、世界でもトップレベルのタイヤを作り出しています。
某ショップの店長に伺ったところ、パンク修理の時に国産タイヤと外国産タイヤを比較すると、外国産のタイヤの場合明らかに繊維の数が足りないので、修理できるものも修理できない場合があるとの事でした。
ブリジストン POTENZA RE001
【評価】
ドライ性能:4.5
ウェット性能:4.5
静寂性:3.5
乗り心地:4.0
転がり抵抗:4.0
ライフ:4.0
【参考価格】
サイズ215/45/17 ネット価格18,900円~22,760円
POTENZA RE001は高いグリップ力に加え、ウェット性能も高くなています。コントロール性も高いものになっており、バランスの良いタイヤといえます。
フェラーリ458イタリアの標準タイヤに認定されたこともあり、サイドウォールも硬めであることから重量級のスポーツカーにも適しており、適合車種は幅が広いものになります。
ダンロップ DIREZZA DZ102
【評価】
ドライ性能:4.5
ウェット性能:4.5
静寂性:3.5
乗り心地:3.5
転がり抵抗:4.0
ライフ:4.0
【参考価格】
サイズ215/45/17 ネット価格11,810円~17,600円
DIREZZA DZ102はダンロップのメインとなるスポーツタイヤで、ドライ性能・ウェット性能が高く、グリップ力もかなり高いものを持っています。
ダンロップのタイヤ全体にいえることですが、他メーカーと比較すると同じサイズでも幅が少し広くなっているので、タイヤの接地安定性は高いものがあります。
ヨコハマタイヤ S drive
【評価】
ドライ性能:4.0
ウェット性能:4.0
静寂性:3.0
乗り心地:3.5
転がり抵抗:4.0
ライフ:4.5
【参考価格】
サイズ215/45/17 ネット価格11,990円 12,765円(掲載分のみ)
ヨコハマタイヤの場合、本来ならばADVANを紹介するべきですが、今回はコスト面を含めてS driveをご紹介します。
S driveは、ドライ・ウェット性能とグリップ性能は他と比較すると若干低くなりますが、悪いわけではありません。このタイヤは高レベルでありながら、寿命が長いというのが最大の特徴です。
トーヨータイヤ PROXES T1sport
【評価】
ドライ性能:4.5
ウェット性能:4.5
静寂性:4.0
乗り心地:4.0
転がり抵抗:4.0
ライフ:4.0
【参考価格】
サイズ225/45/18 ネット価格13,176円~22,500円(掲載分のみ)
ドライ・ウェット性能、グリップ力とも高く評価できるタイヤで、同社のDBRと比較してもワンランク上のタイヤで、ハイグレードなスポーツタイヤです。
乗り心地も悪くなく、特に静寂性はスポーツタイヤの中でも高レベルとなっています。それに伴い、サイドウォールは若干柔らかめになりますが、それでも高い能力を発揮できます。
スポーツタイヤ評価
今回ご紹介したタイヤは、スポーツタイヤの中でもオーソドックスでありながらも高性能タイヤですから安心しておすすめできるものだと思います。
どれを選んでもそれほどの遜色はありませんので、スポーツ走行を楽しみたい方にも安心しておすすめできるタイヤになっていますので、高く評価できます。
【評価】
ドライ性能:4.0
ウェット性能:4.0
静寂性:4.0
乗り心地:4.0
転がり抵抗:4.0
ライフ:4.0
【参考価格】
サイズ225/45/17 ネット価格14,000円~22,000円(掲載分のみ)
ピレリのPはスポーツ走行を楽しむ方からも人気がありますが、どちらかというと全てにおいて高レベルでの平均的評価ができるタイヤになっています。
グリップ力や乗り心地、静寂性も悪くなく、寿命も短くないことから幅広い方々から多くの支持を集めているタイヤになっています。
車にとってタイヤは唯一路面と車を繋ぐもので、本当の意味でドライバーの命を預けているのはタイヤかもしれません。命を預けるという意味でも、楽しいカーライフを送るにはタイヤ選びはとても重要なことですので、よく考えてお選びください。