車内の増えすぎた荷物は便利アイテム、キャリアで解消しましょう!
2016/11/16
kuma10
2016/11/12 更新
車のダンパー(ショックアブソーバー)についてみていきたいとおもいます。普段車に乗っていても、車のパーツのダンパーについてはあまり知らない方もいるかとおもいますので、詳しくご紹介したいとおもいますので、最後までご覧になってください。
まずは、基本的な車のダンパーの構造についてみていきたいおもいます。
ダンパー
車に用いられるダンパーは一般的にオイルダンパーが多く、筒の内部にオイルを満たし、ダンパーの伸縮に合わせて、ピストンを上下させてオイルを動かす構造のものが一般的です。
車に用いられるオイルダンパーには複筒タイプと単筒タイプとがあります。
ピストンバルブ
車のダンパーはピストンバルブとベースバルブにオリフィス、バルブ、ポートでオイルの経路が構成されています。
オリフィスは、常に一定の大きさで開いているオイル経路です。
バルブは、ポートを塞ぐように取り付けられた板状のバネです。
ポートは、オイルが通過するための経路として開いている穴です。
オイル経路の変化
ピストンの動き始めや非常に遅い速度域(約0 - 0.10 m/sec)では、オイルはオリフィスのみを経路として移動する。このとき流路面積は一定であるが、オイルの流速が高いほど抵抗が大きくなる。すなわち変位速度が高いほど減衰力は高くなる。このときの変位速度を低速域と呼び、減衰力特性をオリフィス特性と呼ぶ。
バルブは後述のポートを塞ぐように取り付けられている板状のバネである。変位速度が低速もしくは変位が停止しているとき、バルブはポートを完全に塞いでいるが、変位速度が一定の速度を越えるとオイルの圧力によってバルブは押し開けられてオイルが通り始める。変位速度が増加するに従ってバルブは大きく変形しオイル経路が序々に拡大していく。この過渡期の変位速度を中速域(約0.10 - 0.30m/sec)と呼び、減衰力特性をバルブ特性(またはバルブ+ポート特性)と呼ぶ。バルブ特性は曲率の高い旋回時などの特性に深く関連する。また、バルブは通常片側にしか動かず、ピストンが反対側に動く場合にはポートを塞いだままとなる。
ピストンバルブ、ベースバルブにはオイルが通過する経路として、ポートと呼ばれる穴が開けられている。変位速度が一定以上になると前述のバルブは完全に開き、ポートの大きさによってオイル経路の大きさが決定する。このポートのみによって減衰値が決定するピストン速度域を高速域と言い、その際の減衰値特性をポート特性と呼ぶ。ポート特性は段差を越えた場合などの、路面の急激な変化時の性能に深く関連する。
複筒式は内筒と外筒があり、内筒にピストンバルブがあり、内筒からピストンバルブに押し出されてオイルは外筒へと導かれる。伸縮の減衰力の制御を別々のバルブでおこなっており、縮むときはベースバルブで、伸びるときはピストンバルブで制御しています。
単筒式は、筒の内部にオイル室と高圧ガスが入っており、その間にフリーピストンがあります。
フリーピストンはその間を自由に動くことができます。
オイルリザーバーを別に設けているタイプも存在する。
ピストンロッドにオイルが押し下げられると、フリーピストンが押し下げられて、高圧ガスが圧縮される。伸縮ともにピストンバルブで制御している。
車のダンパーには、車高調整式のものもあり、スプリングシートを上下に動かすタイプや、ダンパー自体の長さを調整できるタイプのものがあります。
車高調整式のダンパーはモータースポーツの世界で、スプリングのプリロードを調整するためや、前後の車高バランスをとるために利用されている。
サスペンション
サスペンション
車のサスペンションは主にダンパー(ショックアソーバー)とコイルスプリングで構成されています。
ブレーキング時
ブレーキをかけると荷重が前にかかり、車体は前のめりの状態になるが、その前のめりを抑止し、車の姿勢を整えようとします。
加速時はブレーキング時とは逆に前の荷重が抜けて、後ろに荷重がかかるので、それを抑止し、
車体の姿勢を整えようとします。
コーナリング時
コーナリング時は右コーナーでは右側に、左コーナーでは左側に、荷重がかかり、
その反対側は荷重がかからないので、浮いたような状態になるのを抑えて、姿勢を整えようとします。
ダンパー交換
一般的に車のダンパーは5万キロ~10万キロでの交換が推奨されているようです。
ほとんど交換させる方が少ないようですが、年間走行距離が多い方は、交換されると
その効果が実感されるとおもいます。
最後に
いかがだったでしょうか。
ダンパーについてまとめてみました。
走行距離が多い方は一度ディーラーや
カーショップに相談してみてはいかがで
しょうか。
この記事に関する記事
Copyright© 運営事務局