車にキャリア付けようかな…どんなのがあるの?まとめてみました!
2016/04/22
toranekomint
2016/11/16 更新
今回はキャリアのお話です。車用のキャリアは大まかに分けて二種類あります。一つは車の天井に載せる「ルーフキャリア」、もう一つは車のリアゲートに取り付ける「ヒッチキャリア」です。どちらも簡単に手に入り、取り付けも簡単です。キャリアで車の可能性を増やしてみましょう。
後ろが見えない程の積載は危険です
現地に到着してリアゲートを開けた途端に荷物がどさどさっと落ちてきて水溜りにポチャン、なんてことは結構あることです。車内の荷物をキャリアで分散させることでそんな心配から解放されましょう。まずは雨に濡れてもいいものからキャリアへ移動させましょう。もちろん防水カバーはあった方がいいですが、濡れて困るものは車内に入れておくことがお薦めです。
雨の心配が無ければこんな積み方もできます
いかがでしょうか、ネットでしっかりと積載物の落下も防いでいます。軽自動車のムーブの荷室からこれだけの荷物がキャリアに移れば中は広々と使えます。小さい車ほどキャリアの威力が感じられるかも知れません。
コンテナボックスを利用すれば簡単便利
バイクツーリングにもカーキャンプにも何かと重宝するのがコンテナボックスです。現在様々な形、大きさのものが出ています。画像のように異なる大きさのものを複数使うやりかたもあります。雨などから中身を守ってくれる利点もあります。キャリアの大きさ、形に合わせて最適なものを選んで下さい。
趣味が自転車という方は結構おられます。休みの日には自宅からぐるっといつものコースを回って汗を流す。それも良いでしょうが車に自転車を積んで、行った事の無い街や村を巡るのはまた、違った楽しさがあると思います。キャリアにヒョイと自転車を載せてキャンプも良いでしょう。現地での買い出しと散策の両方に満足のいくキャリアの使い方だと思います。しかし、ルーフキャリアを趣味のもので使ってしまうと、荷物の行き場に困ります。次はもう一つのキャリアのご紹介です。
ここでもコンテナボックスが活躍
車両後方のヒッチメンバーに差し込み、ロックピンを掛けるだけの簡単キャリアです。後方視界を遮るほどの荷物を載せてはいけませんが、かなりの積載が期待できます。注意しなければならないのはナンバープレートの視認確保と車両からのはみだしです。車屋さんと相談しながらの取り付けをお薦めします。
結論から言えば現在ルーフキャリアもヒッチキャリアも車検は通ります。それも構造変更なしで通ります。ただし、使い方や取り付け方法に制約があるので気を付けて下さい。
車検が通るという事と道交法に違反していないという事はイコールではありません
取り付けが簡単な工具でできる構造の物であれば、ヒッチキャリアもルーフキャリアも車検は通ります。逆に通らないのは、溶接やリベット留めのキャリアです。ようはすぐに外せるかどうかだけです。ただしせっかく車検を通っていても、道交法違反で検挙されることはあるので気を付けて下さい。
ヒッチキャリアにもルーフキャリアにも共通して言えるのが「幅出しの禁止」です。車検証に記載されている横幅を越えた寸法の積載は、即、取り締まりの対象になります。
次に守って頂きたいのが、灯火類(ストップランプやウインカー)やナンバープレートを積載物で隠さない、という事です。ナンバープレートは後続車から見えなくても危険はありませんが、灯火類は視認できなければ即、事故に繋がりかねません。最後に、法令で「登録車長の1.1倍」までと長さが決まっています。これはヒッチキャリアがクリアしていても、積載物が飛び出していればアウトです。パッキングにも充分気を配って欲しいものです。
画像のコンテナボックスとキャリアステーは別売りです
INNO エアロラック シェイパー80
メーカー希望小売価格(税抜き):26,000円
製品重量 6600g
製品サイズ H75×W828×D1185(mm)
折り畳み 鉄製ヒッチキャリアカーゴ ワイドタイプ
価格 9,800円(税込)
【仕様】
耐荷重 220kg 横幅 約1350mm
奥行き 約490mm 高さ約125mm
あまりにも安かったのでご紹介したくなりました。
キャンプに出掛ける度に欲しいものが増えてしまい、すぐに車内が一杯になってしまう。慣れないうちは車外に荷物を出して移動するのに違和感がありますが、使い慣れるとキャリアは本当に重宝します。この記事で安全快適なキャリアライフをお楽しみ下さい。
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