スタッドレスタイヤの性能をご紹介！おすすめスタッドレスタイヤは？

スタッドレスタイヤとは、冬用のタイヤのことで積雪や凍結路を車で走るために造られたタイヤです。

昔の冬用タイヤはスパイクタイヤが主流で、凍結路面でも滑らないようにトレッド面にスタッド（鉄製のピン）が埋め込まれていていました。

しかし、雪道といっても常に全てに雪があるわけではなく、冬でもアスファルトが出ている場合もあり、そこをスパイクタイヤで走るとアスファルトを削ってしまいます。

そのアスファルトを削った時に発生する粉塵が人的被害を与える有害物質とされたため、スパイクタイヤに規制がかけられます。

そこで新たに開発されたタイヤがスタッドレスタイヤなのです。

スタッドレスタイヤはその名の通りスタッドを埋め込まず、新開発のゴムとトレッド面のブロック、トレッド面の溝とブロックごとの小さい溝によって氷路面に吸着するというタイヤなのです。

スタッドレスタイヤは現在も各メーカーが研究しており、新しい技術の投入などにより常に進化しています。

ブリジストンのブリザックVRXは、ブリジストンが製造販売する最新のスタッドレスタイヤです。

このタイヤの最大の特徴はタイヤに使用されているゴムで、ブリジストンが開発したアクティブ発泡ゴムにより、氷路面への密着性を高いものにしています。

このアクティブ発泡ゴムにより氷路面での吸水性を高くし、柔らかいゴムがしっかりと氷路面を掴み、ブロックの角が氷路面をひっかくという構造から、氷路面での高い性能を発揮します。

ブリザックVRXはこの構造によって氷路面での高いコーナリング性能と、ブレーキング時の制動距離を最小限に抑えることを可能としました。

このブリザックのアクティブ発泡ゴムは、スタッドレスタイヤの性能アップだけではなく、従来のスタッドレスタイヤよりも長持ちする効果を持っているという点もおすすめポイントです。

ダンロップは、最新スタッドレスタイヤとして、ウィンターマックス02を販売しました。

ウィンターマックス02は、ダンロップが最高傑作として開発したスタッドレスタイヤで、超密着ナノフィットゴムを採用しているところが特徴です。

超密着ナノフィットゴムによる接地面の増加と新開発のグリップパターンによって、ダンロップ史上最高の氷上性能を実現しました。

そこに「効き長持ち性能」と「ライフ長持ち性能」を高次元でバランスさせたことにより、ダンロップが誇るハイスペックスタッドレスタイヤとなりました。

氷路面でのコーナリング性能やブレーキング時の制動距離短縮など、ダンロップが自信を持って販売するスタッドレスタイヤになっていますので、おすすめできるタイヤです。

ヨコハマタイヤの最上級スタッドレスタイヤはアイスガード5プラスです。

ヨコハマタイヤは新たに開発したスーパー吸水ゴムを採用することで、氷路面でのタイヤ性能を高いものにしました。

「新マイクロ吸水バルーン」「ブラックポリマーⅡ」に、新たに「エボ吸水ホワイトゲル」を加えることで密着性能と吸水効果を高いものにし、氷路面での高いタイヤ性能を発揮します。

低温でもゴムの柔らかさを保つブラックポリマーⅡとエボ吸水ホワイトゲルの相乗効果により、ミクロレベルでの氷路面への密着を可能にしました。

また、新マイクロ吸水バルーンのカラが氷をかむことによって高いエッジ性能を発揮し、氷路面での車の滑りにも効果を発揮するおすすめできるスタッドレスタイヤとなっています。

トーヨータイヤが誇るスタッドレスタイヤ、オブザーブガリットGIZ。

NEO吸水カーボニックセルの吸水性大幅アップとナノゲルの採用により、氷路面での密着性を高いものにしたスタッドレスタイヤです。

トーヨータイヤのオブザーブシリーズの最大の特徴は、鬼クルミ殻を配合することで氷路面でのスパイク効果を発揮しますが、氷より固くアスファルトより柔らかいという点で人的被害となる粉塵を出すことはありません。

鬼クルミ殻によるスパイク性能にNEO吸水カーボニックセルの吸水性とナノゲルにより氷路面での密着性をプラスしたことで、氷路面での高い性能を発揮することを可能にしました。

トーヨータイヤ独自の鬼クルミ殻に新技術をプラスすることで、氷路面での信頼性の高いタイヤということから、おすすめできるスタッドレスタイヤです。

スタッドレスタイヤを購入するにあたって、どこで買ったらいいか迷ってしまいませんか?そんな方のためにいくつかおすすめ店をご紹介します。

他にもスタッドレスタイヤ販売店はありますが、一部をご紹介しました。複数店舗で見積りを取って交渉すれば値段も安くなるかもしれませんので、値段交渉するのもいいかもしれません。