2016/11/09
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2016/10/26 更新
走行中、フロントガラスが曇り、前が見えにくくなることはありませんか。また寒い冬の朝や雨の日にも同じことが起こりませんか?今回はフロントガラスの曇りの原因や対処法などをまとめてご紹介したいと思います。これからの季節にピッタリな記事となっています。
冬の朝、出勤しようと車に乗ると、「あれ?前が全然見えない」なんてことありませんか。
そのほかにも梅雨の時期や雨の日などに車内のガラスが曇り始めることも経験があるはずです。
そんな時どのように対処していますか?
タオルで拭き取るという方もいるでしょうが、走行中にタオルを出して拭き取ることは不可能ですよね。
今回はフロントガラスの曇りの原因やその対処法をいくつかご紹介したいと思います。
まずはフロントガラスの曇りが発生する原因をご紹介します。
どのようなことが原因でフロントガラスは曇るのでしょうか。
フロントガラスが曇る原因はずばり「湿度」ですが、それ以外にも曇りが発生する原因があります。
それは車内にある塵や埃、タバコのヤニなどの汚れが付着している部分に空気中にある水分が付着することで起こります。
しかし、車の中の湿度が、水分が、と言われてもいまいちピンときませんよね。
車の中の湿度が高まる原因も併せてご紹介します。
車内の湿度が上がる条件はいくつかあります。
ひとつは雨の日で外気の湿度が高い場合に、外の温度が車内の温度より低いときに起こります。
もうひとつは、車内にたくさん人が乗っているときにも曇りが発生します。
つまり、車内の温度と外気に差がある場合に起こります。
そのため、フロントガラスの曇りに悩まされる時期は秋~梅雨時までの長期間に渡ります。
夏は比較的、曇りが発生しにくいですが、夕立などには曇る場合があるので油断禁物です。
では、フロントガラスの曇りが発生した場合、どのように対処すればいいのでしょうか。
まずは車の機能の力による曇り取りをご紹介します。
フロントガラスの曇り取りの方法の一つ目は「エアコンをつける!」です。
エアコンには車内の湿度を一時的に下げる機能があるため、曇りの原因となる湿度を下げてくれます。
冷房でも暖房でもどちらでもいいので暖機運転中にエアコンをつけておきましょう。
もう一つの方法は「デフロスタースイッチをつける!」です。
このスイッチは直接、フロントガラスやリアガラスの曇りを取る働きをしてくれるスイッチです。
フロントガラスに直接、風を当てて水分を飛ばしてくれます。
このスイッチを使用するときは、「A/Cスイッチ」を押しておきましょう。
このスイッチはコンプレッサーを回して、乾燥した空気を送風してくれる機能です。
夏場、このスイッチをONにするのとOFFにするのとでは空気の冷たさが違うため、エアコンを利用する多くの方はこのスイッチを無意識に押していると思います。
このように車についている機能をうまく駆使すると、走行中に曇り始めても焦ることなくフロントガラスの曇りを取ることができます。
これからの季節に役立つ知識なので、ぜひ覚えておいてください。
次はエアコンの力を使わず、自然の力でフロントガラスの曇りを取る方法をご紹介します。
自然の力で?とはどういうことなのでしょうか。
フロントガラスの曇りの原因は車内の温度と外気の気温差による湿度の発生で起こると先程述べました。
ということは、車内温度と外気が同じであれば曇りが起こりにくいということになります。
つまり、窓を開ける方法で曇りを取るということです。
冬の寒い日に窓を開けるのは非常に寒いですが、一気にフロントガラスや他の窓の曇りが取れるので曇りがひいたら暖房をつけて温かくするのもありです。
この方法を行うとフロントガラス以外の窓の曇りも取れるので、より安全運転ができるようになるでしょう。
いかがでしたか。
フロントガラスが曇りやすい季節になりました。
いつも車内を清潔にし、曇りの原因を発生させないことやエアコンなどの機能を上手に使うことで乗り切りましょう。
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