2016/02/09
kaori7
2016/05/06 更新
雨の多い季節になると大活躍のワイパーですが、ワイパーブレードの交換はどうしてますか?どの位の時期に交換すればいいのか、どうやって交換すればいいのか、よく判らない方も多いようですね。そこで今回は、ワイパーブレードの交換時期の目安と交換の仕方について見ていきます。
フロントガラスやリアガラスに付いた、汚れや雨や水滴など、運転の妨げとなるような、視界の悪さを解消してくれるのがワイパーです。カー用品の中でも代表的な消耗品ですが、その交換のタイミングや、カーショップで何を購入して交換すればいいのか、今一わかり辛い部分もあるかもしれません。
理解を深めるために、まずワイパーの構造を確認しておきましょう。
ざっくり見て、ワイパーは3つの部分から構成されています。
● ワイパーアーム
ボンネットの付け根から出ている本体の部分で、モーターによって動きます。
● ワイパーブレード
ワイパーアームとワイパーゴムの間の部分で、ゴムを支えてガラス面に押し付けています。
● ワイパーゴム
ワイパーブレードに支えられて、ガラス面の雨や水滴を取り除く部分。
ワイパーゴム
ワイパーブレード
ワイパーアーム
ワイパーを交換するといえば、通常ワイパーゴムかワイパーブレードの交換になります。
それでは、ワイパーゴム、ワイパーブレードの交換の時期の目安は、それぞれどのくらいでしょう。
ワイパーゴムの交換の目安は、水の切れが悪くなった時です。雨の中の運転中、ワイパーをしてるのに、拭き残しがガラスに残って前が見辛い、というのはとても危険です。チョッと気になるようになったらすぐに交換した方がいいでしょう。
また、ゴムの先っぽが欠けたり、割れたりしたら、もうワイパーとしての機能は果たせないので、即交換しましょう。
裂けてしまったワイパーゴム。即交換です。
ワイパーブレードの交換の目安は、ワイパーブレードの動きがガタついてきた時です。
ワイパーブレードの動きが悪くなると、ワイパーゴムがガラス面にしっくり着かなくなり、ちゃんと水はけできなくなったり、場合によってはガラス面を傷つけてしまう事もあります。
また、ワイパーブレードのつなぎ目が、汚れが目立つようになったり、錆びたりしてきたら交換したほうがいいでしょう。
できれば一年に一回、遅くとも車検毎にはワイパーブレードを交換する事をおすすめします。
拭き残しが気になりだしたら、その時が交換のタイミングです。
ワイパーブレードを購入しにカー用品店に行くと、ワイパーブレードの種類の多さに驚くと思います。どれを選んだらいいか判らなくなりがちです。
そこで必ず、自分の車の《メーカー/車種/年式》はしっかり把握しておきましょう。
同じメーカー同じ車種でも、年式が変われば、適合するワイパーブレードのタイプも違いますので、うろ覚えのままショップに行かないようにしましょう。
ワイパーの交換には自分の車種と年式を把握しておきましょう。
また、ワイパーブレードは右と左で長さが違う場合があります。
カー用品店には、ワイパーブレード売場にほとんど必ず、メーカー・車種別適合表が置いてあるので、それを参考にして、自分の車に合うワイパーブレードを選びましょう。
まずワイパーアームを引き起こして立たせます。
ワイパーブレードを斜めにして、ワイパーアームとワイパーブレードの付け根の部分にある、ポチっとしたストッパーを指で押します。
そのストッパーを指で押したまま、ワイパーブレードをワイパーアームの方にスライドさせて、フックから引き抜きます。
コツさえ掴めば簡単ですね。
ワイパーブレードをワイパーアームのフックの部分に、引っ掛けるように通します。
ワイパーブレードを上に引き上げます。
カチッという音がしたらOKです。
ワイパーアームを元のポジションに戻して、ワイパーブレードの交換は完了です。
簡単ワイパーブレード交換手順
いかがでしたか?
今回はワイパーブレードの交換について見てきました。
一度コツを掴んでしまえば、ワイパーゴムの交換よりも簡単かもしれませんね。
ワイパーゴム、ワイパーブレードの交換は早めに!
ドライバーにとって、視界が良好である事は何よりも大事です。
まして雨が降ってると、ただでさえ見難く、慎重に運転しなくてはなりません。
雨天時の運転の危険の一つを取り除くためにも、ワイパーの交換はまめに行うようにしましょう。
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