2016/02/09 更新
そのワイパー、水切れ良い?車のワイパーの交換方法のまとめ
雨の日の運転に欠かせない車のワイパー。いつの間にか水のスジが残るようになったり、ビビリ音がするようになっていませんか?今回は車のワイパーの交換についてまとめてみました。交換の目安から交換方法まで、自分で交換する前に一緒に見てみましょう!
雨の日の運転に欠かせない車のワイパー。このワイパーはどんな構造なのでしょうか。車のワイパー交換方法を調べる前に、そもそもワイパーがどんなものなのか見てみましょう。
車のワイパーの構造
車のワイパーは、ワイパーアーム、ワイパーブレード、ワイパーゴムの3つで出来ています。アームはブレードと車体を繋ぐ部分。ブレードはゴムを支える部分。そしてゴムが一番重要な水を拭く部分です。柔らかいワイパーゴムは、ガラスに傷が付かないようになっています。また、ワイパーゴムには、形を保ち、車のガラスに密着させる細い金属の棒「バーテブラ」が付いています。
ワイパーの交換は約1年で、と言われていますね。でも、なんとなくずっと使い続けている人もいるのではないでしょうか。ワイパーゴムは消耗品なので、交換しないままでいると、車の運転に支障が出てくるかもしれません。
では、車のワイパーはどうなったら交換するのが良いのでしょうか?交換の目安は、以下の通りです。
・ワイパーゴムにひびが入ってないか。
・ワイパーゴムに癖がついていないか。
・ワイパーゴムが裂けていないか。
以上の様な点を確認してみてください。水はけが悪かったり、ビビリ音が出ている場合は、この様な劣化があるかもしれません。交換しましょう。
いざワイパーを交換しようと思って、カー用品店などに行くと、様々な種類のワイパーゴム、ワイパーブレードがあって、どれを選んだら良いのか分からなくなってしまいますね。
車のワイパーは、それぞれの車に合ったものを選ぶ必要があり、適合しない物を買ってしまうと交換できず、無駄になってしまいます。その為には、まず自分の車にはどのワイパーが合うのかを調べておく必要があります。
車のワイパーはこんなに種類が!
調べるものは3つです。
・車種
・年式
・型式
年式と型式は、どちらかが分かれば大丈夫です。車検証に記載してあるので見てみて下さいね。
また、車のフロントガラスが撥水コーティングされている場合には、「撥水コーティング対応ラバー」を使用しましょう。
そして、車のワイパーは、運転席側、助手席側、リアガラスと全て長さが違うので、その点も注意が必要です。
カー用品店には、ワイパー適合表が置いてあるので、その中から合うものを調べてみて下さいね!
車のワイパー交換の際の注意点、お分かりいただけましたか?それでは、さっそく車のワイパー交換の方法をご紹介します!
車のワイパー交換①ワイパーブレードを外す
ワイパーを交換する時には、まずワイパーブレードをアームから外します。ストッパーが付いているので、押しながらスライドさせます。また、カバータイプのものは、カバーを上げて、ワイパーブレードをスライドさせて下さい。
ワイパーブレードを外さなくてもゴムは交換できますが、外した方がやりやすいそうですよ。また、ブレードを外したアームは、タオルなどを噛ませて倒しておきましょう。
車のワイパー交換②ワイパーゴムを外す
ゴムをブレードから引き抜きます。根元は強く引っ張ると抜けるので、根元が抜けたらそのまま引っ張って、ブレードからゴムを抜きます。
車のワイパー交換③新しいワイパーゴムを差し込む
古いゴムが抜けたら、新しいワイパーゴムを取りつけます。この時に、バーテブラの付いていないワイパーゴムもあるので、古いゴムからの再利用も可能です。向きに注意してバーテブラを取りつけて下さい。
準備ができたら、抜き取った方向とは反対から、ゴムを差し込んで行きましょう。最後はぐっと押し込むように、しっかりと差し込んで下さいね。
ブレードのホルダーが、ラバーの溝にちゃんと入っているか確認して下さい。しっかり入っていれば交換は完了です。
こんな日の車の運転には
ワイパーは必需品ですね。
車のワイパーは、意外と簡単に交換できます。水はけが悪くなってきたけど、だましだまし使っている、と言う方もいるのではないでしょうか。車のワイパーは、ブレードごと交換する方法と、今回のように、ゴムだけを交換する方法があります。ブレードが劣化していなければ、ゴムだけの交換で済みます。ワイパーが劣化してきたな、と思う時はぜひワイパー交換してみて下さいね!