車のスピーカーを交換して、より快適な車内空間を楽しみませんか?
2019/08/16
mars_derby
2016/03/17 更新
車内に好きな音楽があるとドライブがもっと楽しくなりますよね。しかし、ただスピーカーの質を上げるだけでは音質がいいとは言えません。今回はスピーカーの種類や取り付け位置、デッドニングなど、車のスピーカー関連についてまとめました。
スピーカーの質を上げれば音質もよくなると思っている人はいませんか?
たしかにある程度スピーカー自体の質も影響しますが、それがすべてではありません。
せっかくいいスピーカーを買ってもそれを生かす取り付けをしないと意味がありません。
音の反響などを考えた車もありますが、音楽を聴くことが主目的ではないのでほとんどの車はそのような構造、デザインではありません。
スピーカーの取り付け位置や設定にも大きく左右されます。
ですから、車内で音楽を楽しむためにはスピーカー周辺を自分好みにカスタマイズする必要があります。
車のスピーカー
車種によってフロントにしかスピーカーがない車、リアにもスピーカーがある車があります。
車のスピーカーにはコアキシャルタイプとセパレートタイプがあります。
コアキシャルタイプはウーファー(低音域用)とツイーター(高音域用)が同軸に存在するタイプです。
ウーファーとツイーターが一体化しているので場所をとらない、取り付けが楽などのメリットがある反面、車の場合ドアに取り付けるので音が足元からしか聴こえないというデメリットがあります。
セパレートタイプはウーファーとツイーターが分かれたタイプです。
ツイーターの位置や向きを自由に調整できるので自然な音場を得ることができますが、取り付けに加工が必要な場合があります。
車のスピーカー イクリプス
16cmトレードインスピーカー
SGS1601
希望小売価格10,000円
コアキシャルタイプ、ハーネスも数種類付属しているのでどの車にも取り付け簡単。
車のスピーカー カロッツェリア
17cmカスタムフィットスピーカー
TS-C1720AⅡ
希望小売価格32,000円
セパレートタイプ。
張りのある中域、艶のある音が特徴。
車のドア
内張りを外した様子。
内張りの脱着、スピーカーの交換方法は車種やスピーカーによって違います。
説明書をよく確認しながら作業してください。
まずは車のドアのスピーカーを交換します。
内張りを外し、コアキシャルタイプのスピーカーかセパレートタイプのウーファーを取り付けます。
スピーカーをフロントにしか取り付けない、かつコアキシャルタイプの場合はこれで終了です。
ダッシュボード
通常ツイーターはダッシュボードかピラーに取り付けます。
車種や製品によって取り付け方は違うのでよく確認してください。
穴をあける、削るなどの加工が必要な場合があります。
セパレートタイプの場合はツイーターを取り付けます。
取り付け位置や角度を自分好みにできるのがセパレートの利点です。
運転席下
サブウーファーは座席やトランクスルー周辺に置く人が多いです。
画像を見ればわかりますが、けっこう場所をとりますね。
サブウーファーはメインスピーカーで再生できないさらに低音域を再生するスピーカーです。
スピーカー増設はお金もかかるのでここまでするかは個人の自由です。
サイズがちょっと大きいので取り付け場所に困りますが…。
車の後部
リアスピーカーはトランクや天井、ピラーに取り付けます。
大きいものは後方の視界を狭めるので注意。
リアにもスピーカーがある車は交換、ない場合は取り付けとなります。
画像のようにトランク部に埋め込まれたタイプ、天井に取り付けるタイプ、ピラーに取り付けるタイプなどさまざまです。
手間やお金が気になるなら安いコアキシャルタイプでも十分楽しめます。
アンプレスデッキ+外部アンプのような比較的高出力のシステムのドアには、より高い防振性能が求められます。 こういったシステムに最適なのが、アウターパネル、インナーパネル共に強力な防振を行う、「デッドニング」です。
デッドニングとは、簡単に言うとスピーカー周辺の空間を制振シートで埋めることです。
制振シートや工具がセットになったデッドニングキットも売っているので自分でできます。
シートの素材はウレタンやブチルゴム、アスファルトなどを使用します。
車のドア デッドニング
クラウンアスリートのドア。
レアルシルト(ウレタン)でデッドニング。
こちらのサイトにデッドニングのやり方について詳しく書かれています。
車のスピーカー ケンウッド
17cmカスタムフィット・スピーカー
KFC-RS171
希望小売価格7,500円
KFC-RS171はコアキシャルタイプ、付属品、説明書のおかげで取り付けが簡単。
純正スピーカーに比べたらだいぶ音質がいいようですが、低音は物足りないという人も多いです。
しかし低価格、取り付けの手軽さを考えると優秀と言えるでしょう。
手間やお金をかけずに気軽に楽しみたい方にはおすすめです。
車のスピーカー アルパイン
17cmグレードアップスピーカー
STE-G170S
希望小売価格15,000円
STE-G170Sはセパレートタイプでは15,000円と低価格。
ツイーターの高音が目立つのでイコライザー調整するとバランスがよくなるそうです。
イコライザー調整、デッドニング施工すればサブウーファーがなくても低音が楽しめます。
ボーカルの声がきれいに聴こえるのも人気のひとつ。
車のスピーカー クラリオン
17cmトレードインスピーカー
SRT1733
オープン価格(だいたい5,000円前後)
SRT1733はコアキシャルタイプの3WAYスピーカーです。
低音がすこし弱めですが、5,000円だと考えると納得・妥協の範囲です。
中高音域がよく出ているのでツイーター不要。
他製品でも言えることですが、音質は好みが分かれるのでとりあえず交換するには手ごろな価格。
あまりお金をかけたくない、価格を考えると妥協できる方にはおすすめです。
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