2016/02/19
YMOTOHASHI
2016/03/06 更新
車ローダウンするときに必須となるアイテムである車高調、しかし値段がピンキリな為どれを買ったらいいかわからない高ければ寿命も長いのか?今回はそんな車高調の寿命について値段やメンテナンスで車高調の寿命はどれくらいなのか調べてみてみたいと思います。
まず寿命の話の前に車高調とは何なのかを解説してみたいと思います。
車をカスタムしようとすると比較的初めのあたりで純正の状態では車高がかなり高いので、車の車高を落としたいと思うはず。
じゃあ車をローダウンしよう、そんなときにいくつかローダウンの方法がある中の一つに車高調という選択肢があるのです。
では車高調のほかにどんな方法があるんでしょうか?
ダウンサス
まず一番安価なローダウンの方法がダウンサス、車にもとからついている純正のショックからスプリングを純正のものより短いものに変更するだけのものになります。
この方法が一番安価にローダウンできますが、スプリングを交換するだけの為、取り付けた時点で車高が下がる量が決まり、車高調のように自由に車高をいじることができません。
また純正のショックアブソーバ使うため、スプリングが純正より短くなるとショックアブソーバのストローク量も短くなる為、乗り心地の悪化が懸念されます。
例えば、段差を乗り越えた時にショックアブソーバがフルバンプするため底付きという現象が起き、ゴツゴツとしたなり心地になります。
エアサス
そして一番効高価なものがエアサスになります。
エアサスとは本来スプリングがついている部分にエアバッグが取り付けてあり空気の力を利用しエアバッグが膨らんだり縮むかとにより車高が上下します。
手元にユニットを取り付けておくことが可能なので、手元のボタン一つで車高を自由に上下できます。
例えば普段はベタベタに車高を落としていて、乗り越えるのが困難な段差が出てきたときにワンタッチで車高を上げることができます。
デメリットとしてはやはり値段が高価なことでしょうか、エアサスを投入しようとするなら最低でも40万円は覚悟しておいた方がいいでしょう。
また極端に車高を落としたい方はエアーを極力抜いて走ると思いますがそうするとユニットに負荷がかかりますので、エアサスの寿命も短くなます。
さらに万が一故障した場合修理やオーバーホールにもかなりの額が予想されます。
車高調
そして最後に車高調になります。
車高調はダウンサスよりは値段が張りますが、ダウンサスよりできることが多いので、多少の金額を払う価値は十分にあるかと思います。
車高調は純正のショックごと交換するタイプのものになります。
ダウンサスが車高の下がる量が決まっているものに対して、車高調はショックアブソーバのケースのところにねじが切ってあり、ケースを回すことによって車高を調整することができます。
また大体のものはショックアブソーバの減衰力も調整できるので、乗り心地も変化させることができます。
その為純正ほどではありませんがダウンサスに比べると乗り心地が極端に悪くなることはありません。
値段も10万円前後からあるのでおすすめです。
車高調にもいくつか種類があります、今回はネジ式車高調と全長調整式車高調のお話をしていきたいと思います。
ねじ式車高調と全長調整式車高調
車高調 種類 ねじ式車高調
ねじ式車高調は車高を上下する際スプリングを上下させる構造の為、あまり車高を落としすごるとスプリングに遊びが出ます。
またショックのストローク量も短くなりますので、ダウンサスのような底付き現象が起きてきます。
車高調 種類 全長調整式車高調
全長調整式タイプはショック下のケースが上下するため車高を買えても乗り心地は一定のままです。
スプリングが遊んだりショックが底付きするなどの現象は基本的には起きることはありません。
これを見ると車高調に交換するなら全長調整式がおすすめですね。
エアサスよりは安いといっても10万円以上するパーツなので寿命が短いのは非常に困りますよね、では実車高調の寿命はどれくらいなんでしょうか?
基本的に車高調の寿命は純正よりはるかに短いです。
使用状況によって異なりますが速いものの寿命は2年でショックが抜けてくるのが事実のようです。
ショックが抜けると一口に言っても色々な状況がありますが、根本的にショックのケースからオイルがにじみ出てくる事もあるそうです。
逆にオイルが漏れてなくても新品のときより収まりが悪くなっている状況でも抜けていると表現する事もあるようです。
ショックが抜けている状態でも走行は出来ますがスプリングのはずみを吸収できなくなるため、収まりが悪く乗り心地は極端に悪くなります。
ここで抜けたショックの動画を見てみましょう。
車高調 寿命 ショック抜け
スポーツ走行などをするとよりショックなどは酷使する事になりますので、発熱を起こし、寿命も短くなる事が予想されます。
逆に町乗りオンリーの方はそんなにショックが酷使される事はないので寿命はそこそこ長くなるのではないかと思われます。
次は車高調の寿命を延ばす方法やメンテナンス方法を紹介してみたいと思います。
では安い部品ではない車高調の寿命を少しでものばすにはどうしたらいいんでしょうか?
中には車高調は消耗品だから寿命なんて気にしないという方もいましたが、メンテナンス次第で寿命が伸びるのであればいいですよね。
車高調 寿命
やはり車高調を付けていても余りにシャコタンにし過ぎるとショックの寿命も短くなるようです。
シャコタンはカッコいいですが極度なものは町乗りも不便になりますので寿命を延ばす為に多少かっこは我慢した方がよさそうですね。
寿命の話とは少しそれますが車高調は意外に固着しやすい部品です。
一度好みの車高が決まってそのまま長期間放置しておくと固着してしまい、車高調整用のリングが動かなくなってしまう事もあります。
なので数ヶ月に一度は洗車ついでにジャッキアップをして車高調をまわして固着しないようにしましょう。
少々面倒ですが少しの手間が寿命を延ばしてくれる事もあるので。
やはり寿命をのばすには錆びないようにするのが一番ではないでしょうか。
車高調 寿命 サビ
車高調が錆びないように画像のようなスプレーもテインから出ていますのでこのような商品を使うのも寿命をのばす1つの手ですね。
いかがでしたでしょうか。
車のドレスアップパーツであると同時に性能にも大きく影響する車高調、先ほどもお話ししましたが安くない部品な為寿命は長い方がいいですよね。
車のエンジンと同じように日々のメンテナンスは非常に大事ということがわかりました。
今車高調を付けている方これから購入予定の方、しっかり定期的なメンテナンスをして、寿命を少しでものばしてあげましょう。
最後までありがとうございました。
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