2016/04/08
里ちゅーん
2016/02/06 更新
スマホやタブレットはドライブに欠かせないとても便利なものとなりました。しかし、車載ホルダーがなければ、その利便性は大きく損なわれてしまいます。今回はタブレット用車載ホルダーについて詳しく調べてみました。この記事を参考にあなたにぴったりの一品を見つけてください!
タブレット用車載ホルダーとは、タブレットPCを車内に固定するためのホルダーです。
タブレットの機能は目覚しく進化しており、ドライブに取り入れることで、オーディオ、カーナビ、ドライブレコーダーなど、数々の便利な機能が利用できます。
しかし、タブレットを手に持って運転したり、助手席やダッシュボードに置いた状態で画面を見ながら運転することは、非常に危険です。
タブレット用車載ホルダーは、安全にタブレットPCを利用するために、必須のアイテムと言ってもいいでしょう。
それでは、タブレット用車載ホルダーについて、詳しく調べていきましょう!
まず最初に、タブレット用車載ホルダーの種類と特徴について見ていきましょう。それぞれのタイプのメリットとデメリットをご覧ください。
シガーソケットタイプのホルダーは、タブレットをシガーソケットに装着するタイプのホルダーです。
シガーソケットの本来の目的は、「電熱式ライター」の取り付け口ですが、充電できることと、物を固定できることから、最近ではこのシガーソケットを利用した様々なタイプのカーアクセサリーが登場しています。タブレット用車載ホルダーもそのうちのひとつです。
このタイプの特徴は、スマホやタブレットの充電用に複数のUSBポートを持った「固定と充電」の2in1タイプのホルダーが多いことと、、車種によりシガーソケットの挿入口の位置が異なることに対応するため、フレキシブルなアームを持ったホルダーが多いことです。
また、シガーソケットは多くの車種に装備されているため、車種とホルダーの相性問題を解決してくれるメリットもあります。
バキュームタイプのタブレット用車載ホルダーは、タブレットを吸盤で固定するタイプのホルダーです。
数あるタブレット用車載ホルダーの中で、最も種類の多いタイプです。このタイプの特徴は、なんと言っても、すべての車種に装着可能であるということです。相性問題は車載ホルダーの永遠のテーマですが、バキュームタイプでは、この問題で悩ませられることはありません。
不要になったときは、冷蔵庫に取り付けてレシピ台代わりにリサイクルするなど、アイデア次第で、いろいろな用途に転用可能です。
しかし、もちろんデメリットもあります。最も種類の多いこのタイプですが、常に落下の危険性があり、全タイプの中で、最も安定性に欠けるタイプといえます。
ヘッドレストマウントタイプのタブレット用車載ホルダーは、ヘッドレストに装着し、後部座席で利用するタイプのホルダーです。
家族旅行をするときに、後部座席で時間を持て余す子供たちが映画を楽しんだり、wifiで接続されたリモートカメラと組み合わせれば、後部座席から身を乗り出すことなく、前方の景色を眺めることも可能です。
このタイプにも相性問題があり、ヘッドレストの形状によっては、装着できないホルダーもあります。
シートレールマウントタイプのタブレット用車載ホルダーは、助手席のシートレールのボルト部分にアームを装着し、アームの先にタブレットを固定するタイプのホルダーです。
このタイプの車載ホルダーの特徴は、全タイプの中で、最も確実に固定できるという点です。助手席のシートレールという自動車のフレームに直結する場所に装着していることと、、ボルト部分に挟み込んでいることから、あらゆる衝撃に耐える強度があります。
また、フレキシブルに動くアームにより、運転手の視界を遮らない、ベストなポジショニングが可能です。
エアコンルーバー CD挿入口挿し込みタイプのタブレット用車載ホルダーは、エアコンルーバーまたはCD挿入口にタブレットを装着するタイプのホルダーです。
エアコンルーバーやCD挿入口に装着するタイプであるため、手広い車種に装着できるカバー率の高さが特徴ですが、エアコンの風が至近距離からタブレットに直接当たったり、カーオーディオの形状によっては、オーディオの操作ができなくなる可能性もあります。
それでは次に、人気のタブレット用車載ホルダーを見ていきましょう。
アイリングはタブレットにリングを装着し、車内に設置したフックに引っ掛けてタブレットを固定します。
耐荷重は約6kgとなっており、あらゆるサイズのタブレットに対応しています。
タブレットとアイリングを接着するのは強力な吸着力をもったジェルシートとなっており、このシートは、長期間の使用で吸着力が落ちたときでも、水洗いをするだけで、強い吸着力が復活するという特徴があります。
タブレットにマグネットソケットを装着し、ダッシュボードにはダッシュボールマウントを装着します。あとはタブレットを近づけるだけで、磁力によって固定される仕組みです。タブレットのサイズを選ばない点と、タブレットの着脱が容易であるところが特徴です。また、マグネットソケットやダッシュボールマウントを装着するためのシールは、すべて2枚以上の交換用シールが用意されています。
ダッシュボードに装着した金属プレートにゲル素材の吸盤で固定します。タブレットを360°回転させることができるだけでなく、縦と横にスライドすることも可能です。タブレットを固定する部分は、15~20cmの6段階の調整が可能なので、様々なタブレットPCに対応します。また、タブレットをケースに入れた状態での取り付けも可能です。
次は、タブレット用車載ホルダーの問題点を見ていきましょう。
タブレット用車載ホルダーの問題点は、相性問題です。相性問題は2つに分けられます。
まずは、車種とホルダーの相性です。最も人気のある定番のホルダーでも、手元に届くまでは、装着できるかわからないということが多くあります。購入前に商品説明やレビューなどから、入念にチェックをする必要があります。
車載ホルダーが設置できたとしても、そのホルダーにタブレットが装着できないなら意味がありません。自分のタブレットが対応しているホルダーかどうか、事前にチェックしておきましょう。
車載ホルダーとタブレットとの対応関係を簡単に検索できるサイトもありますので、それらを参考にしましょう。以下のリンクは、スマホにあったホルダーが検索できるビートソニックのサイトです。
タブレット用車載ホルダーの問題点である相性問題を解決する方法として、車載ホルダーを自作する方法があります。ここでは、100均で手に入るアイテムで車載ホルダーを自作する方法を紹介します。
ブックエンドを変形させ、ご自身の車のエアコンの送風口や、オーディオ部分などに装着できる形にします。
運転中の振動からタブレットを守るために、ブックエンドの、タブレット装着面に防振粘着マットを貼っていきます。
タブレットのすべりを抑えるために、防振粘着マットを貼った上から両面テープで止めピタシートを貼っていきます。
最後に、便利バンドを使って、タブレットをブックエンドに固定します。
車載ホルダーの自作は多くの人が興味を持って検索されている方法です。
自作ホルダーのメリットは、安価に製作できることと、市販のものにも劣らない安定性があることです。一方でデメリットは、見た目が悪いこととタブレットの着脱が面倒なことです。
車載ホルダーには5000円前後する高価なものもあり、それらは確かに安定性が高く、見た目もいいものです。しかし、工夫次第でスタイリッシュなデザインにもできますし、DIYが好きな人や、安いほうがいい!という方は、一度試してみてもいいかもしれません。
タブレット用車載ホルダーについてまとめてみましたが、いかがだったでしょうか?
車載ホルダーには様々な種類があり、それぞれに、強度や安定性、装着できる車種やタブレットの違いがあります。
この記事を参考に、ご自身にぴったりの一品を見つけていただけたら幸いです。
最後まで読んでいただいてありがとうございました。
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