世界に誇れる日本のタイヤ!日本のタイヤメーカーとタイヤを評価!
2016/11/28
takayuki0722
2016/01/07 更新
タイヤは消耗品なのでずっと使っているわけにもいかず必ず交換しなくてはなりません。それでは一体いつタイヤ交換したらいいのでしょう?目安とかあるのでしょうか?そんな疑問を解決するために今回はタイヤ交換の目安について紹介していきます。
タイヤ交換の目安について紹介していく前に、タイヤの基礎知識について見ていきましょう。
タイヤの4大機能 その①
自動車の荷重をしっかり支える!
自動車の車体自体の重さ、ドライバーや同乗者といった乗員、荷物などをしっかりと支える働きをします。
タイヤの4大機能 その②
スムーズに走る!ギュッと止まる!
自動車が走ったり止まったりするには、エンジンなどの駆動力やブレーキからの制動力を路面に伝える必要があります。タイヤは路面との摩擦によってその重要な役割を果たしているのです。
タイヤの4大機能 その③
方向を転換、維持する!
真っ直ぐ走る、カーブでのバランスとグリップといったドライバーの意思通りにしかも安全に走るための機能があります。
タイヤの4大機能 その④
快適な乗り心地を実現する!
走っている際、路面の凹凸による衝撃を吸収・緩和して快適な乗り心地を保持する働きがあります。
タイヤには様々な機能があるのですね。
タイヤには夏タイヤと冬タイヤがありますが、冬タイヤは上記の機能にプラスで雪道に合った機能が追加されています。
さて次はタイヤ交換時期の目安について紹介します。
続いては、タイヤ交換の目安について見ていきましょう!
この目安を逃して乗っているとパンクしたりスリップしたりするので、目安を見極めタイヤのメンテナンスをしてあげましょう。
タイヤは定期的に点検を!
タイヤの寿命は、使用状況や劣化の具合などによって判断されます。
一般的には、スリップサインといったサイン(溝が1.6mm未満)が出たら交換時期とされています。その他にも、キズヒビ割れ、変形などがある場合はタイヤ交換をオススメしています。
摩耗が進むにつれてブレーキの効きが悪くなります。
スリップサインが出てからも乗っていると約10mも制動距離が伸びてしまうのです。
タイヤのスリップサイン
タイヤがすり減ると溝が浅くなり、残り溝1.6mmになるとスリップサインが現れます。
スリップサインとは、タイヤの減りの目安を目で見て分かるサインで、タイヤのトレッド全周の4~9ヵ所に設置されていて、使用限度を示す目印となっています。溝が1.6mm未満のタイヤは公道での走行が不可と法律で定められています。
その溝がすり減ったまま走行していると、雨の日の路面でのスリップやハイドロプレーニング現象が起こりやすくなります。
濡れた路面でのブレーキやハンドリング、グリップの性能を維持するために、残り溝が少なく(4.0mm以下が目安)なったら早めにタイヤ交換をしましょう。
タイヤにヒビ割れ
安全なドライブをする為には、タイヤの外観チェックも忘れずに行いましょう。
ヒビ割れが見つかった際には速やかにタイヤ専門店で点検してもらいましょう。
タイヤ横側の膨らみ、ピンチカットには要注意!
タイヤ横側の一部に、盛り上がったような変形を見つけたら至急タイヤ交換を行った方がいいです。「ピンチカット」といって、縁石に強く乗り上げた時などの衝撃が原因で、内部のコードが切れている非常に危険な状態になっています。
タイヤ横側の凹み、バルジデントは大丈夫?
適正な空気圧なのに、タイヤ横側に帯状の凹凸が出来る場合があります。
内部構造上起きる「バルジデント」といい、不良品ではありません。
しかし、見つけた時は販売店にお尋ねください。
タイヤは使用していなくても劣化していきます。一般の乗用車では5年を目安に、タイヤ交換が望ましいとされています。でも「いつ買ったものか分からない」といった場合、タイヤを見て確認することが出来るのです。
タイヤの製造年月の調べ方
このように、タイヤには4ケタの数字が書いてあります。
1999年以前は下3ケタで製造年週を見ていくのですが、例えば159の場合、9が年数の1999年、15が15週目ということになります。
そして、2000年以降のものは下4ケタで見ていきます。数字が1215の場合、15が2015年、12が12週目を表しています。
続いては、タイヤ交換をしてもらうのにかかる工賃について調べていきます。
タイヤ交換の様子
タイヤをただ交換してもらうのではなく、アルミホイールから取り外して交換してもらうので専門店でないと出来ません。一体いくらくらいかかるのでしょうか?
カーディーラーでのタイヤ交換 工賃目安
ディーラーでのタイヤ交換工賃の目安は、1本あたり…
16インチまで 2,160円(税込み)
17インチまで 3,240円
45扁平以上 4,320円
廃タイヤ処理料金 324円
と、なります。
しかし、タイヤを持ち込みで交換の場合は1本につき1,620円ほど加算されるそうです。
上記は、ほんの一例なので目安として見てください。ディーラー全部が同じ金額とは限りません。
カーショップでのタイヤ交換 工賃目安
カーショップでのタイヤ交換工賃の目安は、1本あたり…
13~16インチ 1,500円(税別)
17・18インチ 2,100円
タイヤ処分料 300円
と、なっています。
持ち込みでお願いした場合は500円ほどアップになります。
こちらもすべてのカーショップが同じ金額ではありませんので目安でお考え下さい。
タイヤ交換の目安は5年と言いましたが、その前にタイヤ交換をしなければいけなくなったりするとお金もかかって大変ですよね。
出来れば寿命まで大切に使いたいと思う人の為に、どんな方法があるのか調べてみました。
走行してすり減ったタイヤ
タイヤはいくつものブロックで構成されており、細かな凹凸があります。距離を走り摩擦によってこの細かな凹凸が小さくなることをタイヤがすり減ると言います。
そんなタイヤの寿命を延ばす方法はあるのでしょうか?
タイヤのローテーションの目安は、5,000キロ~10,000キロを目安に行うと良いでしょう。
FF車は、前輪駆動・前輪操舵の為、前輪の摩耗が早いため気持ち早めにローテーションしましょう。FR車は後輪駆動になるためFF車よりは前輪の摩耗は少なくなります。
オススメのタイヤローテーションの方法
タイヤに回転方向の指定がない場合は…
FF車 前輪はそのまま後輪へ、後輪は左右を入れ替えて前輪へ持って行きましょう。
FR車 後輪はそのまま前輪へ、前輪は左右を入れ替えて後輪へ持って行きましょう。
もし、タイヤに回転方向の指定があった場合(ROTATION→と表記されています)は、駆動方式に問わず、前輪と後輪の入れ替えのみとなります。
タイヤローテーションの工賃はおおよそ2,160円(税込み)となっています。
いかがでしたか?
今回はタイヤ交換の目安についてまとめてみました。
この記事を読んでタイヤ交換の目安について興味を持っていただけたら幸いです。
車に、タイヤは無くてはならないものなので、定期的に点検しタイヤ交換の目安に役立てていただけたらと思います。
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