2016/07/16 更新
車のブレーキパッドちゃんと交換してますか?重要保安部品ですよ!
普段当たり前のように乗っている車ですがブレーキパッドの状態ちゃんと確かめた事ありますか?ブレーキパッドも消耗品ですので定期的に交換しないと大変な事になってしまいますよ。今回はブレーキパッドの交換について詳しくお話ししてみたいと思います。
車種によっては根本的にブレーキパッドを使わない車も存在します。
ブレーキの構造を紹介しつつブレーキの種類についてもお話ししてみようと思います。
ディスクブレーキ
ブレーキパッドがブレーキローターを押し付ける事により車を制動させています。
まずはブレーキパッドを使うディスクブレーキのタイプです。
これは自転車のブレーキのように回転しているブレーキローターを2枚のブレーキパッドが押し付ける事により車を止める事ができます。
インドラムブレーキ
インナーシューと呼ばれるものが広がる事により制動する事ができます。
ドラムブレーキとはブレーキパッドを使用しないタイプのものになります。
このブレーキはインナーシューと呼ばれる部品がドラムと呼ばれるお椀型の部品を押し広げて制動します。
ブレーキパッドの交換はどのくらいの頻度で行えばいいんでしょうか?
ブレーキパッド交換目安 約2〜3万キロ
大体2〜3万キロに一度こ交換するようにしましょう。
ブレーキパッドはブレーキローターに押し付ける事により制動力を発揮するので当然摩耗して半永久的に効果が持続するものではありません。
定期的に交換しなければなりませんが、その交換目安として大体2〜3万キロ走ったら交換するようにしましょう。
新品のブレーキパッドと古いブレーキパッドはここまで違います。
ここまですり減ってしまうとかなり危険なので早めに交換しましょう。
車には2年に一度車検がありますのでそのときに一緒にブレーキパッドの残量もチェックしてもらうといいでしょう。少なくなっていたら交換しましょう。
ブレーキパッドの交換目安は存在しますがあくまでも目安であって、実際のところは人によって違ってきます。
なのでブレーキパッドがすり減って交換するような厚みになってくると車にどのような変化が起きるのか把握しておきましょう。
ブレーキを踏むと異音がする。
ブレーキパッドの残量が少なくなるとブレーキパッドから「キィーッ!」という音がします。
車によっては普段からこのような音がするものもありますが、今まで音がなかったのに急にブレーキから鳴き音が出るようになったらすぐにブレーキパッドを確認するようにしましょう。
そして残量が少なくなっていたらすぐにでも交換するようにしましょう。
ブレーキを踏んで音が鳴ったらパッド交換の合図ですよ。
交換しないでそのまま走行し続けるとブレーキのセンサーまで傷つけてしまう事があり、思わぬ出費になりかねませんので早めに交換するようにしましょう。
ブレーキパッドを交換するにしても使用状況や車種などによりその種類は様々です。
交換する際は自分の使用状況にあった適切なものに交換するようにしましょう。
一般の方は純正ブレーキパッドに交換しましょう
街乗りしかされない方は純正のブレーキパッドで十分です。
純正ブレーキパッドとは読んで字の如く、トヨタ車ならトヨタが、日産車なら日産が販売しているブレーキパッドです。
特にブレーキパッドにこだわりがなく普段街乗りしかされない方は純正ブレーキパッドに交換すれば十分でしょう。
サーキットなどを走る方はスポーツパッドに交換しましょう。
スポーツ走行にはスポーツ走行に対応しているブレーキパッドに交換しましょう
純正のブレーキパッドは普段の街乗りだと性能は十分ですがスポーツ走行などを想定して作られていない為キャパシティ不足になります。
なのでもしサーキットなどでスポーツ走行される方はスポーツ走行に対応したブレーキパッドに交換する事をお勧めします。
純正ブレーキパッドとスポーツパッドの違いというのは根本的な制動力の高さと繰り返しハードなブレーキングをしたときの耐久性になります。
サーキッドなどは早い速度域からのブレーキングも多いため熱ダレしないブレーキパッドに交換しましょう。
いかがでしたでしょうか?今回はブレーキパッドの交換についてお話ししてきました。
スポーツ走行をする方はスポーツパッドに交換される方が多いと思いますが、ものによってはブレーキディスクに攻撃性の強いブレーキパッドもあるので、選ぶ際にはよく下調べしてから購入するようにしましょう。