記事ID16207のサムネイル画像

    タイヤに寿命はありますか?寿命と判断する時はいつになるの?

    車を利用するのに、タイヤは欠かせない存在です。そんなタイヤには寿命があるのでしょうか?どうなった時に寿命と判断したらいいのか気になります。そこで、タイヤの寿命について詳しく紹介していきます。気になる方は最後まで読んでください!

    タイヤとは?

    それではタイヤの寿命を見ていく前に、タイヤとはどんなものなのか、種類はあるのか見ていきましょう。

    乗用車用タイヤ

    アルミホイールが入っていない状態のタイヤです。

    タイヤ(米:Tire、英:Tyre)は、車輪のリムを丸く囲む帯状の構造で、路面・地面あるいは軌道の上を転がる路面(トレッド)を形成するものの総称である。

    出典:https://ja.wikipedia.org

    パターンの違うタイヤ

    左が冬用タイヤで、右が夏用タイヤです。

    タイヤには、大きく分けて夏用タイヤ(普段)と冬用タイヤ(冬限定)があります。スタッドレスタイヤは一定の条件下でスリップ防止が期待できるものです。なので、水はけが悪かったり、冬以外の普段の使用では制動距離が伸びてしまいます。

    タイヤの寿命

    それでは、ここからが本題のタイヤの寿命について見ていきましょう。

    タイヤの寿命

    タイヤはどうなったら寿命になるのでしょうか?

    タイヤの寿命 ①交換目安

    タイヤは、一般的に3~4年が交換の目安となっています。タイヤはゴムで出来ているので、まったく走行していなくてもゴムが劣化してひび割れなどの原因となってしまいます。

    タイヤの製造年週を知ろう

    タイヤのサイドウォール(側面)には製造年週というものが記載されています。

    2000年以降の製造番号は、下4桁(画像の0116)という数字で製造年週を表示しています。最初の2桁の01は週(1週)を、後ろの2桁16は年(2016年)を意味しています。

    タイヤの寿命 ②スリップサイン

    タイヤのスリップサイン

    タイヤの溝の底にある盛り上がった部分のことでトレッド全周の4~9ヵ所に設置されています。

    タイヤを使用していると、タイヤの溝がすり減っていきます。残りの溝が1.6mmをきるとスリップサインが現れてきます。

    タイヤの寿命 ③ひび割れやキズ

    タイヤのひび割れやキズ

    年月が経つとタイヤのサイドウォールなどにひび割れが出来てきます。

    タイヤの側面に、しわのようなひび割れやキズが出来る場合があります。

    タイヤの寿命 ④ピンチカット

    タイヤのピンチカット

    タイヤの側面に盛り上がりが出来ることをピンチカットと言います。

    タイヤが縁石などの段差に乗り上げ、サイドウォールに強い衝撃を受けると外見にキズがなくてもタイヤ内部のカーカスコードが損傷していることがあります。このまま走行しているとバーストしてしまう危険があります。

    上記のことなどがある場合は、タイヤの寿命と考えていいでしょう。タイヤの寿命が来る前に早めにタイヤ交換をして、危険なことにならないようにしましょう。

    タイヤの寿命を早める原因

    それでは次に、どんな使い方をしたらタイヤの寿命が早まるのかを見ていきましょう。

    タイヤ

    タイヤもきちんと使用しないと寿命が早まる原因になってしまいます。

    タイヤの寿命が早まってしまう原因を調べてみたところ…
    ・急ブレーキ・急発進・急ハンドル
    ・街乗り(ブレーキとアクセルの頻度が高い)
    ・車の荷重が重い
    ・空気圧が適正でない
    ・ハンドルの据えきり(車が停車した状態でハンドルをきること)
    ・タイヤのローテーションをしていない
    ・洗剤やワックスをよく使う
    ・直射日光が当たる場所に保管している

    などがありました。

    車を使用する上で、街乗りなどは仕方ないとしても、ハンドルの据えきりなどは必要以上に行わないことでタイヤの寿命に大きく関わってくるでしょう。

    タイヤの寿命の延ばし方

    続いては、タイヤの寿命の延ばし方について見ていきたいと思います。

    タイヤ

    タイヤの寿命の延ばし方を知れば、そのタイヤを長く使用出来ます。

    まず車にはFF車とFR車があります。通常FF車は前輪が、FR車は後輪が摩耗していきます。なので、駆動方法によってタイヤの摩耗スピードが異なるわけです。
    そこで、タイヤをローテーションして負担を分散してあげると全体の減りが一定となり寿命が延びます。ローテーションは走行が約5,000kmを目安に行うと良いでしょう。

    次に、急ブレーキ・急発進・急カーブは、タイヤの摩耗が大きくタイヤがすり減る原因となります。その分寿命も早まります。
    そして、車庫入れや駐車時など、車が停車した状態でハンドルをきるとタイヤの角が減ってしまいます。少しでも車が動いた状態でハンドルをきると、タイヤの減りがかなり抑えられるでしょう。

    タイヤの寿命についてのまとめ

    いかがでしたか?

    今回はタイヤの寿命についてまとめてきました。
    タイヤの寿命の目安は3~4年と言われていますが、あくまで目安なので、何か違和感があった時などタイヤのメンテナンスをしてあげると良いでしょう。

    そして、タイヤの寿命が来る前にメンテナンスをしてあげる事で、愛車を安全に使用できるでしょう。

    最後まで読んでいただきありがとうございました。

    関連する記事

    この記事に関する記事

    TOPへ