2016/05/24 更新
ノーマルの鉄チンホイールをかっこよくカスタムしてみませんか?
鉄チンホイールってあんまりかっこいいとはいえません。でもアルミホイールに買い替えようとしているあなた!ちょっと待ってください、鉄チンホイールも色々なカスタムがあるんです。今回は鉄チンホイールのカスタムについてお話ししたいと思います。
まず最初になぜ鉄チンホイールはカスタムされる事無くアルミホイールに交換されてしまうのでしょうか?
鉄チンホイール カスタム
原因はいくつかあると思いますが、まず重量に関して鉄チンホイールはデメリットを盛っています。
例えば同じサイズのアルミホイールと鉄チンホイールの重量を比較するとアルミホイールの重量は鉄チンホイールの約3分の1程度の重量しかありません。
車の総重量が軽くなれば燃費もよくなりますし、わざわざ重い鉄チンホイールを手間をかけてカスタムするなら軽いアルミホールに変えた方がいいですよね。
鉄チンホイール カスタム
また、デザインに関しても鉄チンホイールよりアルミホイールに軍配が上がります。
鉄チンホイールって基本的にどれも同じようなデザインがおおいです。
なのでカスタムしても他の鉄チンホイールより個性を出そうとするのは難しいです。
それに比べアルミホイールは型に流す鋳物が主流ですのでデザインも鉄チンホイールとは比べ物にならないぐらい多いですし、カスタムする際の選択肢も広がります。
鉄チンホイール カスタム
以上のような点から鉄チンホイールはカスタムされずにアルミホイールに交換されてしまう事が多いです。
ここまでの話を聞くとわざわざ鉄チンホイールをカスタムするメリットは無いように思えますが、鉄チンホイールにメリットは存在しないのでしょうか?
いきなり鉄チンホイールのカスタムしようとする人の出鼻をくじくようなスタートとなりましたが、鉄チンホイールにメリットは無いのかというと決してそんな事はありません。
鉄チンホイール カスタム
まず鉄チンホイールが重いという欠点を逆手にとらえてみましょう。
重いという事は強度があるという事になります。
例えば社外のアルミホールを履いてカスタムします、インチアップなんかすると必然的に対やの扁平率も下げなければなりませんので、より薄いタイヤを履く事になります。
そうすると鉄チンホイールに比べ強度が劣るアルミホイールは段差などを勢いよく乗り越えようとすると、衝撃でホイールが曲がってしまう事があります。
鉄チンホイール カスタム
また、鉄チンホイールはアルミに比べ重いという話をしましたがすべてがそういう訳ではありません。
近年ではアルミホイールのカスタムやデザインも数えきれないほどの種類が存在します。
いくら軽いアルミホイールとはいえ装飾がたくさんしてあり、アルミが分厚くなれば重くなってしまいます。
なので意外と物によってはアルミより鉄チンホイールの方が軽かったなんて事もあるので注意する必要があります。
鉄チンホイール カスタム
また値段を比較しても鉄チンホイールの方が安価になります。
現在でもNASCARなどのモータースポーツ界では鉄チンホイールが採用されています。
それではいまお手持ちの鉄チンホイールをカスタムしようとしている方のためにまずは初心者でもできる簡単なカスタムからご紹介しましょう。
鉄チンホイール カスタム
まずは簡単にカスタムできる物としてリムブレードという物があります。
これはテープのような物をホイールのリムに張り付けてホイールをツートンカラーにカスタムする事ができる物です。
取り付けも非常に簡単なので気になった方は試しにカスタムの練習にいかがでしょうか?
ホイール カスタム
またこのリムブレードという商品はホイールに傷をつけてしまった場合も傷を隠す事ができますし、ある程度ならきず防止の役目もはたしてくれるでしょう。
カスタムついでに傷の隠しや保護ができるのでいいのでは無いのでしょうか?
他の人はしっかりと差を付けてより個性的なカスタムをしたい。という方にはホイールを塗装してしまうのがおすすめ。
さっきのカスタムは手軽にできるカスタムでしたが今回はやるならしっかりカスタムしたいという方におすすめのカスタムです。
塗装にはある程度の技術が必要になりますので、自信が無い方は板金屋さんにお願いするのもいいかもしれませんね。
いかがでしたでしょうか?
今回は鉄チンホイールのカスタムについてお話ししてきました。
今は純正でもかっこいいアルミホイールを履いた車も多くなりましたが、鉄チンホイールが好きな方もまだいます。
特にアルミホイールが無かった時代のいわゆる旧車と呼ばれる車には意外と鉄チンホイールの方がマッチしたりするんですよね。
アルミホイールに交換しようとしている方、もしよければ簡単なカスタムから初めてみませんか?