知っておきたい！スマートキーが電池切れしたときの対処方法

スマートキーは鞄やポケットに入れたままでも、車に近づく、もしくはドアノブにふれるだけで、ドアを開け閉めすることが出来ます。

今までは、車のキーを差し込まなければドアが開け閉めできなかったので、スマートキーになって非常に楽になりました。そんな便利なスマートキーですが、電池切れする可能性があるのをご存知でしょうか？

スマートキーが電池切れを起こすと、車のドアが開かなくなります。そのため、電池交換が大体1，2年に1度必要になりますが、ついそれを忘れていて突然スマートキーが電池切れで車が開かなくなったということになりかねません。

そんなとき、焦らないためにも、スマートキー電池切れ時のドアの解錠やエンジン始動までの、流れを紹介します。

それでは、スマートキーが電池切れしていたときのエンジンの始動方法について紹介します。ちなみにスマートキーの電池切れのときの始動方法は車種やメーカーによっても微妙に違うのですが、今回はトヨタ車の始動方法を見てみましょう。

①まず、スマートキーの横にある解除ボタンを押して、メカニカルキーと呼ばれる鍵を取り出します。

②メカニカルキーを運転席側のドアノブにある鍵穴に差し込んで、解錠します。

③車の中に入れたら、次はエンジンをスタートする方法です。まずブレーキペダルを踏みます。

④ペダルを踏んだら、スマートキーのトヨタのマークがついている面でパワースイッチに触れます。すると、ピーッというブザー音が鳴ります。

⑤ブザーが鳴ってから10秒以内に、再度ブレーキペダルを踏んだ状態でパワースイッチを押します。

この手順をすれば、エンジンがかかるはずです。分かりにくいという方は、こちらの動画もご覧ください。

他のメーカーのスマートキーの電池切れ時にエンジンを始動するときの手順は、トヨタとほとんど一緒ですが、メカニカルキーの取り出し方などが異なる場合があるので取扱説明書を読んでおきましょう。

続いては、スマートキーが電池切れの時に、自分で電池交換をする方法について紹介します。
また、これもメーカーや車種によって電池の種類や、交換方法が違うので、メーカーごとに見ていきたいと思います。

このようにメーカーや車種ごとにスマートキーも違い、開け方も電池の種類もバラバラなので自分のスマートキーの交換の仕方が分からないという方は、取扱説明書やネットで調べてみてください。

今回自分で電池交換する方法を紹介しましたが、ディーラーや電気屋などに持って行っても1000円位で電池交換してもらえます。

自分で交換するとボタン電池数百円ですぐに済みますが、誤ってスマートキーを壊した場合は修理費用が数万円かかるので、注意してください。

スマートキーの電池は、使う頻度によっても変わりますが、大体1～2年持つといわれており、1年に1度は電池を入れ替えるのが一番安心です。

また、電池切れ寸前というのを見極めるためには、スマートキーの反応を見てください。普通なら、ポケットやカバンに入れていてもスマートキーが反応しますが、ドアにキーを近づけないと反応しなくなったときなど、反応が悪くなってきたなと思ったら電池交換しましょう。

また、スマートキーの電池残量をメーター等で確認できる車もあります。電池切れ寸前になると、警告音で注意を促してくれる車種もあるので、自分の車を確認してみてください。

最後に、注意してほしいのがスマートキーの保管場所についてです。
パソコンやテレビ、携帯電話、コードレスフォン、充電器、電磁調理器、電気スタンドなど、これら磁気の発生する場所のそばにスマートキーを置いていると、電池の消耗が激しくなり電池切れを起こしやすくなるので気を付けてください。

スマートキーの電池切れの時の対処方法などを紹介しましたが、いかがだったでしょうか？

今や新車には大抵ついているスマートキーですが、便利な反面、電池交換が定期的に必要で面倒な部分もあります。電池交換についてや、電池切れを起こしても冷静に対応できるように、もう1度取扱説明書をよく読んで確認しておきましょう。