2016/03/29 更新
エンジンオイルにも色々ある!おすすめのエンジンオイルをご紹介
エンジンオイルの種類って分かっているようで分かっていないって方が多いと思います。でも実はエンジンオイル選びってクルマにとって大切な作業の一つです。エンジンオイルのおすすめの選び方、またおすすめのエンジンオイルをご紹介していきます!
エンジンオイル おすすめ
そもそもエンジンオイルは何をしているのかというと、「エンジンの回転や上下の際の摩擦を減らす」「オーバーヒートをさせないように熱を冷ます」「エンジンを錆にくくする」「密封してエンジンのガスを効率よく使わせる」「エンジンの汚れを落とす」などといった、エンジンに欠かせないサポートをしています。
エンジンオイル おすすめ
エンジンオイルの缶に5W-40などといった数字が書かれているのを見たことがないでしょうか?
これはエンジンオイルの規格で、左側の数字はオイルの柔らかさを示していて、右側の数字が熱に対する強さを示しています。これを見て自分のクルマに合ったエンジンオイルを選びましょう。
エンジンオイル おすすめ
ハイブリッドカー・コンパクトカー
エンジンオイル おすすめ
おすすめエンジンオイル:0W-20
0W-20は粘度が低くやわらかいので、燃費の良さが向上します。車の長所を延ばすのでおすすめです。
ミニバン
エンジンオイル おすすめ
おすすめエンジンオイル:0W-20~5W-50
ミニバンは車種が多い上に、使用環境も高速道路を使ったり人をたくさん載せたりといった、あなたの使用環境にあわせて選ぶ必要があります。負荷を掛けることが多いなら5W-50に近いものがおすすめです。
スポーツカー
エンジンオイル おすすめ
おすすめエンジンオイル:5W-40~15W-50
スポーツカーに搭載されているエンジンは高温、高回転ですので、熱に対する強さを重視する必要があります。こちらもあなたの使用環境によっておすすめするエンジンオイルが変わってきます。
スポーツ走行をするなら15W-50に近いものがおすすめです。
軽自動車
エンジンオイル おすすめ
おすすめエンジンオイル:0W-20~5W-30
軽自動車といっても色々ありますし、使用環境も様々ですので、やはりこちらも使用環境によっておすすめが変わってしまいます。負荷をかける使い方をする場合、高負荷な車種は5W-30に近いものを選ぶと良いでしょう。
エンジンオイル おすすめ
もちろん高いエンジンオイルのほうが性能が高く、おすすめ出来るのは確かですが、別に安いエンジンオイルをおすすめ出来ないわけではありません。そもそも高いエンジンオイルと安いエンジンオイルの違い、そしてそれぞれのおすすめ出来る点をご紹介していきましょう!
エンジンオイルのグレードについて
エンジンオイルにはSG、SH、SJ、SL、SMといったグレードがあります。
SのあとのアルファベットがZに近づくほど良いエンジンオイルとなります。自動車には必ずエンジンオイルのグレードの下限が設定されていますので、それに準じたものを選びましょう。高いグレードのものを使う分には問題ありません。
エンジンオイル おすすめ
鉱物油
鉱物油ベースのエンジンオイルはなんといっても安いということが魅力です。
エンジンオイルの中で最もスタンダードであり、燃料を抽出した後の残油をベースにしています。
とにかく安くても良い!って人にはおすすめですし、その選び方もいいと思います。
部分合成油
化学合成油の始動性の良さと劣化のしにくさ等と鉱物油の安さという点のイイトコどりといった感じのエンジンオイルです。すこしこだわってみたいってひとにおすすめだと思います。
化学合成油
劣化しない、始動性が高い、減りにくいという三拍子が揃った、エンジンオイルとして最高のオイルです。しかしその弱点は価格。上2つと比べてやはり高めの価格設定です。
車を酷使する人におすすめです。
一番安心なのはショップの店員さんに自分の車の使用状況を伝えておすすめを聞いてみるっていうことですがあえてここで書くならば、普段少ししか使わないならば安めのオイル。仕事で酷使したりサーキット通いとかしちゃってる人ですって人は高めのオイルを買うと良いのではないでしょうか?
実は安いオイルでも意外としっかり仕事してくれます。エンジンをバラしても綺麗な状態な事があるくらいです。