2016/03/20 更新
社外のマフラーを買ってきて自分で取り付けしてみましょう!
今のあなたの車についている純正マフラーの音物足りなくありませんか?社外のマフラーを取り付けて迫力のある音を出してみましょう。今回はマフラーの交換を検討されている方のためにマフラーの取り付け方法をご紹介してみたいと思います。
取り付けの話をする前にそもそもマフラーというのはなんで、なぜ社外のマフラーを取り付けたりするのでしょうか?
マフラー 取り付け
マフラーというのは車の後方に取り付けてある部品でエンジンが燃焼して出した排気ガスを排出させるものです。
そもそもマフラーというものは車のエンジンの排気音を小さくするために作られています。
しかし純正で取り付けてあるマフラーは消音効果を優先するためにパイプ径も細く曲線も多い為排気抵抗が大きくパワーアップを望む方には適していません。
マフラー 取り付け
そのため社外のパイプ径も太くなるべく直線的なレイアウトをしたマフラーを取り付けることのより、排気抵抗をなくし抜けの良いものを取り付けすることにより馬力やトルクをあげます。
マフラー単体を社外のものに取り付け変えても劇的な変化はありませんが、よりスポーティで迫力のあるサウンドになります。
社外のマフラーを取り付けて迫力のあるサウンドを楽しみたい。だけどマフラーを取り付ける前にマフラーにはどんな材質のものがあるのか見ていきましょう。
マフラー 取り付け
まずはスチール素材のマフラーです。スチールは昔からよくつかわれている素材ですが加工が非常にしやすいのと素材が安いのがメリットです。
デメリットとしては重量が一番重い事と特にさびやすいのがデメリットとして上げられると思います。さび対策のためにメッキ加工を施してあるものもあります。
マフラー 取り付け
続いて純正マフラーで一番多いステンレスのマフラーですさびにくく軽量で強度も高いので社外のマフラーでもよく使われている素材です
表面の加工もヘアラインや鏡面加工などいろいろなバリエーションがあります。
マフラー 取り付け
最後にチタンですチタンはマフラーの素材の中でも非常に軽量かつ丈夫でカーレースなどにはよくつかわれる素材です。
また実際に取り付けて使っていくと出口付近にきれいなブルーのグラデーションができてくるのも非常に美しいです。
しかし高性能なチタンであるがゆえに加工も難しく溶接も特殊なものが必要になる為、ほかの素材のマフラーより高額になってしまうのが難点です。
このように素材もいろいろあるマフラーですが、よく社外のマフラーを取り付けている方を見るとステンレスのマフラーを取り付けている方が多いのではないかと思います。
チタンは少々高額ですがサウンドは素晴らしく心地よいので、もし余裕があるならばチタンマフラーの取り付けをお勧めします。
最近はチタンの溶接技術も向上してきてラインナップも少しずつですが増えてきているので今後長い目で見ればチタンマフラーが主流になる時も来るかもしれないですね。
マフラーは各メーカー、ショップによって狙いや音質も異なります、爆音のものもあれば静かなものもあるので良く選んで取り付けるようにしましょう。
あまりにも爆音のものを取り付けてしまうと自分は満足かもしれませんが近所迷惑になる可能性もあるので。
せっかく自分の車をカスタムしたくて新しいマフラーを取り付けたのに近隣トラブルになってしまうのは嫌ですよね。
それでは実際にマフラーの取り付け方法を紹介していきます。車種によっては若干違うところもあるかもしれませんがどの車種も大体同じような感じなんで参考にしてみてください。
マフラー 取り付け
まずはジャッキアップをしましょう作業効率を上げる為に車を持ちあげてジャッキスタンドをかけましょう。
マフラー 取り付け
各ボルトに浸透潤滑剤を吹き付けましょう!マフラーはすごい熱を持ちます、よってボルトがさびて固着していることも多いです。さびたボルトをそのまま回すとねじ切れることもありますので浸透潤滑剤を吹き付けて滑りを良くしておきましょう。
マフラー 取り付け
触媒からマフラーをボルトを緩めて切り離しましょう、このときマフラーと触媒の間にガスケットが挟まっています、これは再使用不可品なのでマフラー交換と同時にガスケットも交換しましょう。
マフラー 取り付け
マフラーが二分割になっているものは分割されている部分のボルトを緩めて外しましょう。
マフラーは二分割になっているものが多いですのでボルトを緩めて取り外しましょう。
マフラー 取り付け
最後に釣りゴムを外しましょう。ボルトをすべて緩めたらこの視点でマフラーは釣りゴムでぶら下がっている状態なので釣りゴムを外してマフラーを取り外しましょう。
以上でマフラーの取り外しは完了です。
あとは逆の手順で取り付ければ完成です。
基本的にマフラーを変えたからといって車検に落とされるようなことはありません。
しかしマフラーの音量があまりにも大きいと車検に引っかかってしまいます。
よくメーカーの商品説明欄に競技用と書いてあるものは基本的に車検は通らないものと思ってもらってもよいでしょう。
インナーサイレンサーを取り付けて音量規制をクリアする方法もあるので参考までに。
いかがでしたでしょうかマフラーの取り付けについて長々とお話ししてきましたが。
社外マフラーにも色々なものがあり同じ値段でも音質が全く異なるものもあります。
自分で初めて取り付けるのは少し抵抗があるかとは思いますが、工賃も馬鹿になりませんし自分で取り付けると車への愛着も増します。
自己責任でできる方ある程度必要な工具がそろっている方は是非チャレンジしてみてはいかがですか?