2016/02/18
ダミアン
2016/03/14 更新
ヘッドライトフィルムと聞いてなにそれ?と思われた方も多いでしょう。ウインドウと同じようにヘッドライト貼る薄いフィルムで、さまざまな色がありクルマの印象をガラリと変えます。しかもフィルムを貼るとヘッドライト表面の劣化も防止でき、一石二鳥のドレスアップです。
ヘッドライトフィルムとは、その名の通り、ヘッドライトに貼る薄いフィルム状のシートです。
ヘッドライトフィルム
ヘッドライトフィルムは、半透明の粘着性のあるシート状のフィルムのことです。
ヘッドライトフィルムには、スモークやブルー、イエローなど、さまざまなカラーバリエーションがあります。ヘッドライトの色を自由に変えることができ、クルマの印象もガラリと変わります。
ヘッドライトフィルム・スモーク
ちょいワルイメージにするなら、スモークのヘッドライトフィルムがおすすめ。
ヘッドライトフィルム・ブルー
サーキット走行が似合う、ブルーのヘッドライトフィルムです。後続車にも存在感をアピールすることができます。
ヘッドライトフィルム・イエロー
コンパクトカーのマーチにフィルムを貼るだけでも、運転が上手そうに感じます。ジムカーナでもやっているのかな?と思わせますね。
ヘッドライトフィルムには経年劣化したヘッドライトにも有効です。
ヘッドライトフィルム・保護効果
クリアのヘッドライトフィルムを使用すれば車検もクリア。
昨今のクルマのヘッドライトはポリカーボネートという樹脂レンズを使っています。しかし経年劣化で曇ることがあります。そこでフィルムを貼ることで、劣化したヘッドライトもピカピカのヘッドライトに生まれ変わります。
ヘッドライトフィルムのメリット
趣味でサーキット走行を楽しんでいる方なら、ヘッドライトレンズの飛散防止にも効果があります。バツ印にテープを貼るよりもフィルムのほうがカッコいいですね。
それではヘッドライトフィルムを貼るにはどのようにすれば良いのか?順に説明しましょう。
ヘッドライトより少し大きめ
フィルムはヘッドライトよりも少し大きめにカットしたものを貼り付けます。
水で濡らす
霧吹き等でフィルムとヘッドライトにまんべんなく水を吹き付けておきます。
気泡を抜く
ヘッドライトにフィルムを貼ったら、内部に溜まった気泡や水分をヘラ等を使用して抜き取ります。
ヘッドライトフィルムはプロテクションフィルムと異なり伸ばしながら貼るのではなく、伸ばすと縮めるの両方を使います。型取りや施工には経験が必要ですが、あとで微調整のカットが行えますので大きめに貼ることで対処することも可能です。熱を加えることでフィルムを収縮させ、曲面へ施工を行うためヘッドライト周辺が熱に弱い素材やステッカーを貼り付けてある車などでは施工に注意が必要です。
ヘッドライトの形状は立体的なので、フィルムはこのようなコツで貼っていきます。
ドライヤーで伸ばす
フィルムにシワができたら、ドライヤーで暖めるとフィルムが伸びて曲面になじみ、ピッタリと貼れます。
余分なフィルムをカット
貼り終わったら、余分な部分はカッターナイフなどで丁寧にカットします。そのとき、カッターの刃先は新品を使うのがコツです。
またフィルム施工時の水分蒸発速度が非常に遅いため、施工時は曇ってしまうことが多々あります。この現象は施工技術でかなり軽減することはできますが、どちらにしても完全に曇りなく施工することは難しいため、事前にお客様への承諾が必要です。日本での確認は夏場で約2~3週間で完全に透明になりました。冬場はより時間が必要です。
施行後は多少曇っていますが、時間の経過とともにきれいに仕上がります。
最後はヘッドライトフィルムの貼り方を動画で詳しく解説しています。
黄ばんだヘッドライトを磨いたあとに貼ることで、レンズ表面の劣化も抑制できます。
ヘッドライトフィルムの張り方の動画
ヘッドライトフィルムの貼り方を動画でわかりやすく解説しています。文章や写真ではわかりにくいヘッドライトフィルム張り方のコツも、動画を見ればすぐに理解できます。
いかがでしたか?
以上ヘッドライトレンズフィルムについて、まとめてみました。
手頃な価格で愛車の印象をガラリと変えてくれるから、ドレスアップとしても魅力的な手法だと思います。またヘッドライトレンズフィルムを貼ることで、経年劣化や飛散防止など意外なメリットもあることがわかりました。
ただ注意して欲しいのは、色によって、場所によっては車検に通らない場合もあります。
このあたりを注意しながら、ドレスアップを楽しんでみてください。
それでは最後までご覧いただきまして、ありがとうございました。
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