2016/02/23 更新
フロントガラスに傷が!ガラスのリペアができるのはどこまで?
フロントガラスに小さな傷が!放置しておくと大変なことに!すぐにフロントガラスのリペアが必要です!小さな傷が大きな亀裂に変わる前に直しましょう。それに小さな割れがあるだけでも車検は通りません。では、リペアについて説明していきます。
飛び石の傷
フロントガラスに気が付いたら、こんな傷ができてた。石が飛んできて欠けてしまった。
最初は小さな傷でも、運転の振動・風圧・温度差でフロントガラスは亀裂がどんどん進んできてしまいます。
リペアをしないと亀裂が入ったフロントガラスでは車検は通りません。
フロントガラス交換、飛び石キズを放置したら傷が伸びた! Exchange of windshield
フロントガラスの傷を見付けたら早くリペアをと言われますけど、いったいどれくらいで亀裂がひどくなるの?と思いますよね。
この動画によると、次の日には亀裂が伸び、また次の日にはさらに伸びています。
早くリペアをしていれば亀裂が進むのを止められます。
放置すると、フロントガラスの交換しかできなくなり、料金も高額になります。
【ドラレコ】飛石被害に合う瞬間
フロントガラスに二ヵ所、傷がついていたそうです。
フロントガラスの割れ
フロントガラスはどうして割れても飛び散りにくいのでしょうか?
それは合わせガラスになっていて、間にフィルムを挟む様にガラスを二枚重ねて合わせてあるから
バラバラにならずに細かい亀裂になっていきます。
合わせガラス
バラバラにならずに運転手を守ります。
フロントガラスは三相になっているので、例えば石が飛んできて欠けてしまったとき、
まず表面のガラスが割れています。
そこでリペアをするのですが、真空にして空気を抜き樹脂を流し込み硬化させます。
だいたい一円玉で隠れるくらいの大きさまでならリペア可能だそうです。
業者さんにもよりますが、フロントガラスの交換ではなく、リペアなら
一ヵ所¥1,2000~1,5000くらいが相場のようです。
残念ながら、フロントガラスのリペアは完全に直すというより、これ以上ヒビや割れが広がっていかないことが目的なので、また亀裂が出てくることもあります。
また再度リペアが可能な場合もあるので、見つけたら早目の処置をしましょう。
自分でフロントガラスの欠けをリペアすることもできます!
その方法とは?
ひび割れ 補修 フロントガラス リペア キット 2ヶ所分(飛び石 傷 修理 穴埋め 修復)
お値段も¥960とかなりお値打ち!
欠けが浅い少しの欠けだったら、自分でリペアにチャレンジしてみてもいいかも?
目立たないくらいに修理できるリペアキット
マニュアルは丁寧に解説してあり、やってはいけないことの解説までしっかり書いてあります。
作業そのものはいたって簡単で仕上がりも傷の補修という意味においては十分なレベルになります。
補修液はアクリル系の光硬化樹脂のようで、歯科用のトップコート材料と同じような臭いがします。
透明度はフロントガラスよりもあるようですが屈折率は同じはずもなく、車内側からは光源の角度によ
っては補修跡が見えますがこれは仕方のないことでしょう。
実際プロの補修でも補修跡は判るので、ユーザーレベルとしては満足できます。
作業に必要な材料と道具はマスキング材以外は全て付属しているので上手に作業すれば、乾いたタオル
だけで他には何もいりません。
作業上の注意点は、補修用の治具をはがす際に中に残った補修液が溢れるので、ティッシュかタオルを
当てながら外すことですが、余った分を吸い出してから外せるように先の細いスポイトが付属していれ
ば、★5個でした。
注射器セット後の取外しが困難。
説明書通りにはずそうとしたら液が飛び散り
両面テープ部分だけガラス面に残りなかなか取れず
苦戦しました。
傷が進展しなければいいですが、補修はうまくいきませんでした。
経過観察中です
難しく感じる方も。
注射器で減圧、加圧を繰り返す際、つい欲張って、取説よりも強く加圧したら、粘着テープがはがれて液が漏れてしまいました。その後はダメモトという感じでしたが、時間をかけて作業したところ、感覚的には元のキズの目立ち度を10としたら3ぐらいになりました。次に使うときはもっと上手くできると思います。
視界に入りにくい場所の傷なら自分でリペアでもいけそうですね。
フロントガラスリペアキット 開封&補修作業
先ほど紹介した¥960円のフロントガラスリペアキットを使った補修をしている動画です。
凹みのような欠け部分には綺麗に言ったようですが、細かく細い部分には跡が残っていたようですね。動画では十分に綺麗になったように見えます。
ウインドリペア作業動画
こちらは、フロントガラスのリペア手順をわかりやすく説明している動画です。
このように、フロントガラスの小さな傷はすぐに(できたら当日に)リペアで直してしまうことをお勧めします。
フロントガラスが傷つく前にリペアキットを準備しておくと安心かもしれません。
リペアすることでそれ以上の傷の広がりを抑え、翌朝出かける時に気にしながら運転しなくても済みます。