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    気になるガソリンのハイオクとレギュラー 混ぜるとどうなる?

    ガソリンにはハイオクとレギュラー、2種類のガソリンがありますが、混ぜるとどうなるのか?とっても気になりますよね。そんなクルマにまつわる素朴な疑問をズバッと解決しましょう。ハイオクとレギュラーを混ぜると、愛車はいったいどうなるの?

    ハイオクとレギュラー混ぜるとどうなる?その前に基礎知識を学習

    ハイオクとレギュラー混ぜる?

    ハイオクとレギュラーは混ぜるとなにか問題があるのでしょうか?まずはガソリンとは何かを知りましょう。

    ハイオクとレギュラー、混ぜるとどうなるの?
    その疑問を解決する前に、まずはガソリンとはなんぞや?っていう部分を簡単に説明します。

    レギュラーとハイオク混ぜると危険?

    洗剤は混ぜると危険なものがありますが、レギュラーとハイオクは混ぜても危険ではありません。

    ガソリン(英: gasoline)とは、石油製品のひとつである。沸点が摂氏30度から220度の範囲にある石油製品(および中間製品)の総称である。この名称は、「gas(ガス)」とアルコールやフェノール類の接尾辞であるolと不飽和炭化水素の接尾辞であるineに由来する。米国ではガスと呼ばれることが多く、燃料切れを意味するガス欠はこれに由来する。日本の法令などでは揮発油(きはつゆ)と呼ばれる場合がある。

    出典:http://ja.wikipedia.org

    なるほど、ガソリンは確かに揮発油といわれるほど、揮発性が高いですね。

    車のエンジンの中では、ガソリンを霧吹き上に噴出することで、
    空気と混ざり、この混合気を圧縮して、点火して爆発させます。
    これが車を走らせる原動力になるんですね。

    レギュラーとハイオク混ぜることが増えそう

    ガソリン価格も下がり、気軽にハイオクが入れられるようになります。そうなるとレギュラーと混ざることになります。

    ハイオクとレギュラー混ぜると?性質の違いを知れば安心

    海外ではレギュラーとハイオクを混ぜる?

    海外では細かくオクタン価を表示しています。価格変動に合わせ、継ぎ足して混ぜる人もいます。

    日本のガソリンの中で最も多く消費されているのはレギュラーガソリンで、単に「ガソリン」または「レギュラー」などと呼ばれる。それに対し高オクタン価ガソリンは「ハイオク」と呼ばれる。一般的にどの国でも軽油・灯油との区別・識別のために着色されており、日本ではオレンジ色に着色するよう定められている。

    出典:http://ja.wikipedia.org

    ハイオクとレギュラーの違いはズバリ、オクタン価の違いです。
    同じガソリンですが、この違いでハイオクとレギュラーを分けています。
    混ぜるとオクタン価の比率が変わるわけですね。
    なんとなくレギュラーが空になるまでハイオクと混ぜることはしない!
    なんていう人がいますが、そう意味もあるのでしょうか?

    ハイオクレギュラー混ぜる

    マニュアル車で高いギヤのまま無理に走るとノッキング音がすることがあります。

    古くはノッキング防止と動弁系部品の減摩剤としてテトラエチル鉛を添加した有鉛ガソリンが自動車用ガソリンとして使われていたが、有毒として無鉛化の動きにより規制された。日本では1987年までに完全無鉛化され[1]、現在は公道を走る自動車のガソリンは全て無鉛ガソリンになっている。

    出典:http://ja.wikipedia.org

    昔は「無鉛ハイオク」というキャッチコピーを耳にしましたが、
    今のガソリンはすべて無鉛になりましたので、
    レギュラーでもハイオクでもあまりこのフレーズは聞かれなくなりました。
    無鉛と有鉛を混ぜることは簡単にできなくなりました。

    ハイオクレギュラー混ぜる

    最近、このようなステッカーは見なくなりました。

    有鉛と無鉛は混ぜるとどうなるの?
    という質問も聞かれるコトもなくなりました。

    レギュラーとハイオク オクタン価が違うとどうなるの?

    レギュラーとハイオクのオクタン価の違いですが、
    実際に使うとハイオクのほうがノッキングしにくいメリットがあります。

    ガソリン混ぜるとノッキングしやすくなる?

    オクタン価が高いとノッキングしにくくなります。ただ現在のクルマはコンピューターで自動的に点火時期を調整し、ノッキングしにくくなっています。

    レギュラーとハイオク混ぜるとだめな場合も

    無鉛プレミアムガソリンが指定されたクルマに、長期間レギュラーを使うと、
    異常燃焼が徐々にダメージとなって、エンジンを痛める場合があります。

    ただすぐに壊れることは、あまり考えにくいです。

    混ぜると問題がある場合…

    古い車のハイオク仕様車に、長期間レギュラーを使い続けると、エンジンにダメージを与える場合があります。

    レギュラーとハイオク 混ぜるとどうなる?プレミアムガソリン車はハイオクを入れましょう

    結論からいいますと、レギュラーとハイオクを混ぜると問題はありません。

    特に古い車だと混ぜるとノッキングなどの症状がでる場合がありますが、
    現在の車はほとんどが電子制御車となっていますので、
    レギュラーとハイオクを混ぜると点火時期を変えて、
    ノッキングしないように調整してくれます。

    気をつけたいのはプレミアムガソリン仕様車

    プレミアムガソリン仕様車に混ぜるとよくありません

    スポーツモデルや高級車などには、
    プレミアムガソリン仕様車に設定されている場合があります。

    そのような車種にはハイオクとレギュラーを混ぜると良くありません。
    必ずハイオクガソリンを入れましょう。

    レギュラーとハイオク混ぜると燃費が良くなる?

    残念ながら混ぜると燃費もほとんど変わりません。
    変わったとしても、わずかな違いで、
    ハイオクとレギュラーの価格差を埋めることは到底できません。

    レギュラーとハイオク混ぜると洗浄性がアップする?

    ハイオクガソリンには添加剤も入っていますので、
    レギュラーと比べたら、そのような効果も期待できるのですが、
    違いも体感できるほどの効果はないと思われます。
    混ぜると洗浄効果の違いは、ほとんどありません。

    レギュラーとハイオク混ぜる時の違い 結論

    レギュラーガソリン車はレギュラーガソリンを入れて、
    プレミアムガソリン車はハイオクガソリンを入れるのが一番です。

    メーカーでもガソリンに合わせて設計していますので、
    混ぜて使っても壊れることはありませんが、効果もありません。

    特にレギュラーガソリン車にハイオクを入れても、
    ガソリン代が高くなるだけと思っていただければ良いでしょう。

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